水元ゆうなストリップデビューステージ＠大阪天満・東洋ショー劇場（大阪市北区池田町11-1）

　ゆうなさんのストリップデビューステージを観に大阪・天満の東洋ショー
劇場へ。朝一ののぞみで関西入り、天満駅でヤガミさんと待ち合わせ、劇
場は駅から徒歩６〜７分と言ったところ、風俗街の中かと思いきや、下町
の商店街にその劇場はありました。すでに２０〜３０人の列、すごいです。
入場開始の１０時半には列の長さは倍に。入場したらさっそく関取、右手
ステージの一番近くに。なんかイベントチケットとか無料サービス券とか
お楽しみ抽選券とか色々ありましたが、ゆうなさんステージ目的だったの
でオプションなお楽しみ関係はスルー（笑）。
　ショー開始は１１時半から、５人のダンサーさんが一人ずつダンスを披
露し、２時間半で１サイクル、このサイクルが１日４回行われます。私と
ヤガミさんは結局３サイクルまで鑑賞しました。１人のダンサーが最初衣
装で登場、１回衣装替えを行い、２回目の衣装でストリップに入ります。
前半ステージ終了後、ポラ撮影会（持ち込み機材での撮影は不可、係員に
現金を渡してポラを借りて撮影、２ショットも可）、更にオープンショー
。５人全員の出し物終了後にフィ
ナーレとして５人総出演のラインダンスとポラ撮影会。
ステージは張り出しがあり、ストリップファンの方は張り出し正面が特等
席らしい。私はゆうなさんステージでの入口が右手と言うことを人づてに
聞いていたのでステージ右手に席を確保した次第。

　いちおう他の４人のダンサーさんについてもコメントします。これから
観に行かれる方は見ない方がいいです:-)

・篠崎ひめ
　長襦袢の和服で登場、自分のストリップダンサーのイメージに一番近い。
小柄ながらステージを駆け巡る感じで力の入ったステージ。多分本人の素
でもあろうが、“情に深い女”の悲恋をモチーフとしたような情愛のストー
リーを持ったパフォーマンス。襦袢の裾や赤い糸を踏んでこけたりしない
か心配だったが当然だがそんなことはなく、さすがだと思った。

・川村あいね
　最初はロココ調のゴスロリファッションで登場、続いて魔法使いを思わ
せる黒マントで。僕個人はこの人が一番ダンスが上手いと思いました。太
股からお尻にかけての筋肉の張はアスリートのそれに近いもので素晴らし
く美しかったし、更にクライマックスでブリッジからスーっと立ち上がる
動きはただ者ではない、とびっくり感動しました。カッコイイダンスでは
この人が一番だし、ＢＧＭのロックバラード系の選曲がまたいい（前半の
２ビートロックな選曲も好き）。感動しました。

・榎本らん
　美人とは言えないが愛敬のある子。最初ブリッコな踊りで動きは少な目
だが、後半のスレンダーな長身を生かしたパフォーマンスはやはりさすが
だ。

・純名もも
　ゆうなさんのお友だち（なんですよね？ブログにも時々登場します）ゆ
うなさんみたいな美人がアダルトやってるのにも最初はかなり驚いたが、
この子もこんなカワイイ子がストリップの舞台に？と思わせる、学生時代
には間違いなくクラスのアイドル的存在だったに違いない美少女。ルック
スだけではない、踊りを見ていると実に情感を込めて踊っており、ものす
ごくまじめな性格であることもうかがえる、きびきびとした手足の動きも
そうだ。と言うわけで、メルヘンチックなロリータファッションで登場。
ＢＧＭにＪポップを多用（大塚愛や浜崎あゆみなど）し、今時の女の子の
気持ちを表現した明るくまたどこか切ないパフォーマンス。

・水元ゆうな
　そして我らがゆうなさん。ストリップ初ステージと言うこともあって劇
場も彼女に力を入れており、特別にカーテンに「Yuuna Mizumoto Special
Stage」と言う文字が投影されてステージが始まります。
　ゆうなさんのステージ衣装は貴婦人！これがまたハマッてます、なんで
今までこのコスプレをグラビアなどでやってこなかったのか不思議なくら
い似合ってました。これを観れただけでも大阪までやってきた価値はある
でしょう。音楽がまたBjorkのジャズ歌唱作品を持ってくるとは実にシブイ！
他にも結構ハウスなナンバー使ってたり、オープンショーではLove To
Infinity "Any Way You Want It"を使ってみたり、と実にもうオイラ好み
の選曲でウレシかったです。

　システムの面では、ポラ撮影は現金やり取りなので千円札（１回５００
円で２回まで撮影かなので大抵の人は千円で２回撮影）を多めに用意して
おいた方がよいです。また、ポラ撮影は着衣撮影とヌード撮影があります
が、結局全部着衣撮影にしときました。

　全体的な感想。３回も観ると、ダンサーの皆さんに情が移ると言うか、
踊りの上手い下手を越えたところで感動がある。自然のままの姿で自分を
表現すること、そこには踊る技術では代えることのできない、踊り手の素
の想いがにじみ出てきている。特に篠崎ひめ嬢と純名もも嬢は私生活的に
も愛情に飢えているのではないかと思わせるくらい切ない表情にすごみが
あり、ハートをわしづかみにされる。その意味では、自分はストリップファ
ンになったとも言える。
　あと、ストリップなのにやたら音楽的な面を強調して語ってしまったが、
実際ストリップを支えているのはダンサーたちの美しい肢体だけではない、
音楽や照明の存在も大きいと言うことを感じた。要するに僕は、ゆうなさ
んを通じてストリップの世界の面白さと言うものを学ばせてもらったのだ
と思う。そして、３回まで観ると劇場には１０時間近く居たわけで（笑）、
さすがに宿に帰ると疲れがどっと出た（まぁ夕食を取ったお好み焼き屋で
待たされて待ちくたびれたと言うのもあるが:-)）。僕はこれで東京に帰
りますが、ゆうなさん残りのステージもガンバってください。(^o^)