ユーカリが丘+千葉NT中央・真名井の湯


<2005.08.07(Sun)>
 予定の空いている休暇を利用して、真悠子ちゃん主演映画「アインシュタイン
・ガール」のロケ地、ユーカリが丘をロケ地探索。そうは言っても午前中はやる
ことがいろいろあって家を出たのが1時半過ぎ、テンパッてたみたいでSUICAや
パスネットを忘れて家に取りに帰る場面も(苦笑)。最初京成一本で行こうと思っ
たが、そんなことがあってショートカットせねば、ということで東葉高速鉄道で
勝田台へ、それから京成で2駅。しかし相変わらず東葉高速高い、西船橋から
610円も取られた(泣)。しかし千葉県ってイナカだ、東葉高速で飯山満付近
になると視界は早くも一面田園風景に。もうその先は駅周辺にしか高い建物がな
い風景。
 ユーカリが丘には意外と早く着いた、さすが東葉高速速い。さっそくユーカリ
が丘線に乗換だ。なんと全区間一律200円。パスネットが使えるかどうかよく
分からず、切符を買う。イヤ〜、駅構内の風景とか、なんとも言えない存在感の
ある高層団地とか、映画の風景のまんまだなー。ユーカリが丘線なんてそんなに
乗客いないから、カメラをバシバシ撮っても他の客の後ろめたい視線を感じるこ
ともなく撮ってます(^o^)。なんか一方通行の周回路線なんだ、しかも山万とか
言う鉄道系とは思えない会社が運営している様子。車内の風景ももちろん撮影、
今西薫が座ったのはこの辺か?(爆)とりあえず路線を一回り乗ってみる。公園
駅で下車、一軒家の住宅街を目指す。この辺が今西家のあたりかなー、と思いな
がら探したが、これだ、と確証が持てる家はなかったな。そんなことより、会社
の人事部の人の家見つけてしまった、ピンポンダッシュなんてそんなことしませ
んよ(爆&冷汗)。イヤ〜、今日も晴天、歩いてるだけで暑いです(苦笑)、
こりゃ日焼けするな。先ほど通ったトンネル発見、とりあえずさっき乗った時は
タイムスリップはしませんでしたが(笑)、この風景もカメラに収めておかない
とな。それにしても、人が住んでる町のはずだが店って物がほとんどないなー、
つーか人気がなさ過ぎ、夜中は1人じゃ歩けなさそう。この暑さですぐに喉が渇
く、お店を探して中学校駅でようやく飲料自販機発見、ちょっとしたオアシスで
した。ローソンとかセブンイレブンとかのコンビニはもう必須で寄りました(^_^)。
ユーカリが丘全体がいちおう住宅街とは言え、沿線には濃い緑が沢山残っており、
まぁズバリイナカです(苦笑、子供の教育にはいいと思いますけどね)。女子大
まで歩いて再度乗車、ユーカリが丘まで戻ります。とりあえずユーカリが丘探索
はおしまい、でもここから先が長かった(苦笑)。

 次の目的地は千葉ニュータウン中央の真名井の湯。ユーカリが丘の他にも千葉
の北総地帯には新興住宅地がいっぱい、ただ交通機関がどうなってるのか?いち
おう経路は調べておいたが、ダイヤは全く不明。
 先ず京成で佐倉へ。ここから印旛日本医大行きバスが出ているはずだが、路線
図を見ると酒々井からしかバスがないみたいに見える、ということでここでグズ
グズしててもしょうがないのでさっさと京成線に戻り、酒々井へ。あ、ここで銀
行でお金降ろしたな。財布にはこのとき2000円しかなかった(爆)。京成酒
々井駅で降りるのは初めて、駅前には何もありません(苦笑)、しかし目的の印
旛日本医大行きバスが10分ほどでくることが分かってラッキー、何しろ日中は
1〜2時間に1本しか出ないバスみたいだから(@o@)。駅前に並んでるのは学生
ばかり、と言うことは路線に学校があるということか(というか、それしかない
ということか:-))。この路線、第三セクターで運営されているのかな、バス共
通カードが使えないので現金で200円払う。
 寝てる間に終点の印旛日本医大駅到着。どうもここも新興住宅地らしい、駅前
にポンと大きなスーパーがあるが、それ以外はかなり遠くに高層団地が見える。
あと周辺には一軒家の住宅街。それ以外は森。自然に恵まれた郊外型住宅地、と
言うヤツだろうが、それにしてもこの人間臭さがほとんど感じられない街並には
正直違和感を覚えざるを得ない(それはユーカリが丘とて同じだ、と言うか、あ
の映画の舞台としてはそう言うちょっと冷たい感じの住宅街、と言うのは狙って
いたのかもしれない、タイムスリップなどと言う奇妙なことが起こる場所として
は)。でも一番奇妙なのはこの駅の駅舎だ、なんか教会とモスクを足して2で割
ったような奇妙なデザインの建物である。おそらく観光地化する目的でこんな奇
妙な駅舎にしたのだろうか、と言っても観光でここに来る人が僕以外にいるのか
どうかはきわめて疑問だが。:-)(いちおう北総開発鉄道の季刊のフリーペーパ
ーに沿線名所案内があるので、それを読んだ人は来るかもしれない)
 こんな辺鄙な場所なのに入って来た列車はJR線よりもオシャレなステンレス
製の車体。当然のように1車両貸切状態。駅間が長いようで、列車はかなりの高
速で飛ばす。千葉ニュータウン中央には7分ほどで到着。この辺り、全く何もな
い森が続き、駅が近づいた時のみ急に人工的な建物が視界に入ってくる。千葉
ニュータウン中央駅で下車、ここから乗り込んでくるお客が結構多いようだった、
ここは北総の新興住宅地でも古株で、それなりに鉄道利用者がいるように見える。
 駅に着くときっとでっかい看板があってすぐに分かるんだろう、と思ってたか
をくくっていたら、地図を見てもろくに場所を書いたものがない。仕方なく駅周
辺をウロウロしてみる。もう6時半だ、そろそろ夕暮れ時なのに辛いなあ。「温
水センター」なるものが駅北西にあるようなので覗いてみる。がしかし、これは
温泉施設ではなくプール施設のようだった。私の用がある場所じゃない、早々と
立ち去る。結局真名井の湯、この温水センターとは駅正反対にあることがようや
く分かった。7時過ぎに到着、30分くらいのロス。

 真名井の湯感想。

 真名井の湯を出たらもう9時、寄り道せずまっすぐ帰りましたが、それでも北
総線、東武野田線、JR総武線と3種類の鉄道を乗り継ぐので帰宅に1時間かかっ
た。
 それにしても、ユーカリが丘も、印旛日本医大駅周辺、千葉ニュータウン中央、
いずれも北総の新興住宅地。人が沢山住んでいるはずなのに、なんか人間の匂い
がしない町だった。行ったことはないが、ロシアや東欧の都市ってこんな感じな
のかなあ、と。人は住んでいても寒さでみんな家に閉じこもっていて、街自体に
は活気がない、みたいな。なんか不思議な旅だった。