牛久大仏（茨城県牛久市久野町２０８３）

　朝は時東あみにぃのイベント整理券を取りに秋葉原・石丸電気ソフトワンへ。
タダ券だからやっぱり集まってますねえ。まぁなくならなきゃいいや，くらいで
９時前に到着。いちおう２枚もらってきたらしい。券をもらうだけだから，時間
になったらあっという間。仲間とちょっとだべった後，そのままつくばエキスプ
レスへ。まぁ牛久大仏も目的だけど，やはり茨城県方面に行くにはこれに乗らな
いとね。
　つくばエクスプレス、とりあえずカッコイイ線ですよね。早いし，通ってる場
所もなかなかいい。でも地下が多くあまり眺めが楽しめなかったので期待はずれ。
まぁでも天気はよかったからいっか。地上に出たらやっぱり森の多い風景でし
た。流山市の駅で野田線に乗換え，常磐線の柏に出る。牛久へは常磐線でないと
出られないので。牛久からのバスの時間があるので予定通りの電車に。
　牛久からは直行バス。大仏様は駅からかなり遠く，徒歩はほぼ無理。遠くから
でも見えるのだろう，と期待していたが，建物が少ない代り森の木が多くて遠く
が見通せない。しかし近づいてくると異様に巨大な仏像が現れる。課長の話で面
白そう，と思ってきたけど，笑えるというより迫力あり過ぎて怖いです。どうな
んだろう，エジプトのピラミッドとかイースター島のモアイの像とかの実物を見
るとこういう怖さを味わうのだろうか。いや、仏像というのは人の形をしている
から怖いのだ，アレが解く撮影がよろしく動き出したらそれだけでオシッコちび
ってしまいそうな迫力。ましてこれを夜中に見たらどんな印象なんだろうか？怖
すぎる！
　それはともかく，他の客は大仏ではなくお墓に用があったらしく，浄園の前で
降ろされてしまった。遥か彼方に見える仏像に向かうが道がなかったりして焦っ
た。１５分くらい歩いてようやくアルカディア到着。ああここはやっぱり観光地
らしいや。こんなところへ来て人気のないところを歩いてるのは心細いからね。
　入場券は８００円。入口には「世界最大の青銅製銅像」と言うことでギネスブ
ックの証書が飾られてます。園内がまた歩く，当たり前だが。真正面から大仏へ
向かう，どうか大地震が来てこちらに倒れてきたりしませんように，と心の中で
祈ってしまうほどの迫力。普通なら仏像様を見たら心が穏やかになるはずなのに
，こりゃ全然逆じゃないか（笑）。仏像の中に入るには背中に回ります。そこに
入口。いきなり部屋を真っ暗にされて説教垂れられた時はビビった，このまま洗
脳されてしまうのではないかと（爆、まぁ浄土真宗なら檀家と一致してるから問
題ないか）。さすが世界一，外人観光客も多い（何語をしゃべってるのか全く分
からなかった，そもそも西洋なのか東洋なのかも分からず）。
　エレベータに乗り，５階へ。というか３階と４階の間がものすごく長いので，
５階が胸の高さ８５ｍ（仏像の高さは１２０ｍ）。まぁ覗き穴でしか外が見えな
いので怖さはあまりない，と言うか、風景が説明されても霧がかかってる感じで
よく分からない（苦笑）。それにしても、職場のビルとこの仏像とどっちが高い
んだろう？と言うか、こんな仏像を建てるお金はどうやって集めたんだろう？僕
には宇宙人の仕業とか思ってしまうんだけど（笑）。上に登った時の感動よりも
やっぱりしたから眺め上げた時の恐怖がなんと言っても上回っていた。それと、
朝からご飯を食べてない，しかも寝不足、と言うことでテンションが低いのが
辛かった。そこまでしてなんでこんなところに来てるんでしょうか私？他の客は
おそらくここで１日潰す覚悟でいるのだろうけど，私はそろそろ帰るぞ。
　途中蓮の台から外を眺め（やっぱり下よりも上が怖い），更に１階に下りる。
小動物園のウサギとリスに癒される。お花畑もよい（と言うか、これは涅槃の風
景か？）こういう施設もあるので，意外と若いカップルが多い。と言うか，“お
墓”でデートしてる，ということはきっと一生添い遂げる意志がしっかりした安
定したカップルだろう，都心で見かけるカップルよりうらやましさ数倍。
　お土産コーナーに戻り，お土産を買ってバス停へ。あ、まだ３０分あるのか，
じゃあ食事もしてしまおう。グッタリして食事以外何もする気が起こらない。バ
スでは少しだけウトウトした，疲れてる割にはフッと眠りに落ちる感覚はなく，
無理に寝る，と言う感じ。まぁしばらくは大仏様が見えるかどうか後ろを見てた
んですが。:-) 帰りは常磐線で金町で下車，京成線に乗り換える前に銭湯で一風
呂。

　金町湯の感想。

　それにしても、京成金町線って本数少ないのね（涙）。