浄土ヶ浜遊覧船・うみねこ丸

　２年ぶりに宮古旅行、あのときは三連休に２回訪れて、銭湯めぐりと遊覧
船乗船した。その後一時遊覧船は廃止され、１年後に一回り小さい客船で復
活、再びその遊覧船に乗ってみたくなった。まあ東北生活もそれだけ月日を
重ねた訳だ。当時は朝一番ではなく少し遅い県北バスを使っていたが(宮古
銭湯は午後にならないと開店しないため)、今日は朝一のJR山田線(今は宮古
までで山田町まで行かないのだが、路線名は今も山田線だ)で向かう。いち
おうスピーカーも持っていき、おそらく今シーズン最後の野外レイヴをした
いが、いい場所あるかな(今日はサウンドデモではないので、アガる曲をか
けたい)。
　さて山田線、上盛岡手前の踏切そばのファル、建物は残ってるけど看板は
なくなってました。盛岡→宮古間は100km超えしてるが、実は盛岡市と宮古
市の2つの市しか走っていないと言う驚愕の事実。宮古市どれだけ広いんだ
か。沿線はすでに晩秋、紅葉も終わりかけ、山の木々はかなり葉っぱを落と
している。岩手の山深さ(釜石線、JR東北バス久慈線、花輪線、田沢湖線、
北上線)はもう慣れっこになったが、初体験はこの盛岡→宮古間だった。ちょっ
とした隣町への銭湯めぐりのつもりが、こちらでは一日がかりの大旅行にな
ることを知ったきっかけだった、とても会社帰りにひとっ風呂と言う訳には
いかない。上米内・区界間だけでもヤバい、一駅に20分くらいかかり、トン
ネルも20個くらい出入りしたのではないか。さらに、天気も良いし地震もな
いしミサイルもないのに遅れてるのは参った、困らないけど(動物衝突事故か
な？)。
　さて宮古駅到着。駅前郵便局で野暮用を済ませ、4月に廃業したキャトル跡
地見学。浄土ヶ浜桟橋までちょうど良いバスがないので走る。2年前も帰りは
走ったので。
　さてうみねこ丸、相変わらず船の周りに餌付けされたうみねこが群がって
いて、子どもの乗客がパンくずを撒いている。
　うみねことともにここの名物は浄土ヶ浜の切り立った海岸の風景。2年前
にも見たけど、今もユニークな風景だ。そのうちブラタモリで取り上げない
かな(残念ながら全国区の知名度がないからなあ)。めちゃくちゃ快晴のお天
気で、大変良かった。つい写真を撮りまくってしまったなあ。
　それにしても、ベイクルーズといえば、やはりreboot sunset
cruisingを思い出すなあ。となれば、やはりこのあとのレイヴはテクノセッ
トだな。