新潟県月潟村旅行

　仲谷かおりさんの「スクランブル」Vol.5に掲載された「廃線ヌード」
撮影ロケ地探索２回目（１回目は西武鉄道安比奈線）。去年も天皇誕生
日は日光に出かけたっけ、今年もまた寒いところへ来た。一昨年の青森
以来、真冬に北国に旅するのが恒例になりつつある（笑、特に天皇誕生
日周辺）。同窓会名簿送付の年賀封書も投函し終わり、忘年会も一通り
終って、年末突入の前に日常から抜け出す、と言うのはちょうどいい感
じかも。
　とは言え、今朝はどうも調子が悪い（と言うか、昨晩から少々下痢気
味だ）。5:50の目覚しで起きたら、髪の毛が寝癖で立っていた。ムース
をつけたものの、思うようには直ってくれない。電車に乗っても、どう
やら予定していた新幹線には間に合わなさそうだ。まぁ実のところ、次
のＭａｘあさひの指定を取ろうとしたら、８時過ぎの便まで満席です、
と言われた。つまり結局元々の計画が不十分なだけだったのだが（苦笑）。
自由席車両の列に並んで待つことにする。下のホームには寝台急行銀河
の車両が停まっていた。それがホームを出ると、入れ替わりに特急出雲
が帰ってきた。２ヶ月前の島根旅行を思い出す。朝食の駅弁でまた失敗、
お茶の葉を湯の方にでなくカップの方に入れてしまったため、お茶の葉
飲みまくるわ、始末の時にお茶こぼしまくるわ、で散々。隣に若い女の
子が座ったと言うのに、ハズカシイったらありゃしない（泣）。ここで
感じたストレスで、この先、雪の新潟へ行こうと言うのに、体調大丈夫
なんだろうか、と言う不安がよぎる。駅弁を食べ終えても、何もする気
がしないので、昨日ミックスしたＭＤを聴きながら、とにかく目をつぶっ
て寝ることにした。１時間も乗っていると、あっという間に窓の外は銀
世界。越後湯沢でスキーヤー、ボーダーたちが降りていく。隣の女の子
はそう言うスノースポーツの人ではなく、冬休みに帰省する学生のよう
だ。
　９：１５新潟到着、北国でも街の中は雪が積もっていない。除雪が行
き届いていることもあろうが、海に近いので暖かいのかもしれない。月
潟行きのバスはやはり駅前のバス停からは出ていなくて、約５００ｍ、
万代シティバスセンターまで歩く。ふと、後ろの方でものすごい汽笛の
音が街中に響いた。どうやら磐越西線の蒸気機関車らしい。停まってい
る蒸気機関車はこの間出雲で見たが、動いているのとなると子供時代ま
でさかのぼってしまう。次は蒸気機関車に乗る旅行を計画しなければ、
と思う。万代シティバスターミナルはビルの中に停留所がある、いかに
も北国らしい風景に思える（と言っても、月潟行きのバス停だけビル外
だったりするが）。バス発車まで時間があるので辺りをウロウロ、トイ
レに行ったり買い物したり（サングラスとカロリーメイト）。レインボー
タワーと言うのがビルの上からニョキッと伸びていた、おそらく新潟市
内でも最も背の高い建物。