胃カメラ検査


<2017/Feb/24(Fri)>
 午前中は病院通院。今日は胃カメラか、朝食は抜きだし、胃カメラも苦しそう、
仕事より憂鬱(泣、夜も眠れなかったなあ)。まあ姪が学校行くよりゆっくりで
きるだけでも良いか。べっぴんさんは病院の待合室で観賞。
 9:00受付開始。その前に検査の流れの説明。不安で頭がいっぱいで、看護師さ
んに色々質問してしまう。我ながら器が小さい:-) 器が小さいと言うのもあるが、
やはり胃カメラと言う異物を体内に無理やり入れられることは屈辱的な気分だ。
しかしそんな気分の一方、もはやそうした検査が日常的になり、平然とした姿勢
で受け入れるお年寄りの姿。なるほど、歳を取ると言うことは、こうした屈辱を
受け入れる覚悟が必要なんだな。若かった頃の自慢話より、こういう屈辱に耐え
る余生こそ、自分がお年寄りたちから未来の現実を受け入れる覚悟を持つために
必要だな、と思った。
 本来は口から喉への麻酔薬を服用する予定だったが、過去に麻酔でけいれんを
起こしたことがある話をしたら、点滴で鎮静剤を打つやり方に変更。手順が変わっ
たことも不安を増大させる。
 着替えは不要とのこと。さて検査室、点滴されたままベッドに横になり、マウ
スピースをくわえる。いよいよ胃カメラが入ってくる。喉の麻酔があればそうで
もないのかもしれないが、検査中の嗚咽感がハンパない。しかし、嗚咽感と言う
のは喉で感じるもので、終了後(検査は10分足らずで終了)の撮影結果、十二指
腸近くまで入っていたらしい、全然気が付かなかった。まさに喉元過ぎればなん
とやら、なんだなあ。幸い、腫瘍とかはない様子。
 鎮静剤が落ち着くまで1時間ほどベッドで休憩。まあ検査が終わったら意識は
はっきりしていたので問題ない。喉への麻酔も使わなかったおかげで、唾を飲み
込むことも可能(喉への麻酔があると、唾を飲み込む時に気管支に入ってしまう
恐れがある)、ちょっと痛みはあるけど。ベッドで小1時間休んだが、もう気分
はいい。しかし鎮静剤の中和剤が点滴終わるまで休憩しなければならないらしい。
で、こんな日記を書いている訳だ(笑)。
 結局中和剤点滴が終わるまで2時間近く休憩。しかし、いざ立ち上がってみる
と、やはりふらつく。結構鎮静剤は侮れない。午後から会社だが、あまり仕事に
ならなそうだ(汗)。