内視鏡（胃カメラ）検査＠駿河台日本大学病院

　２週間前に大腸の内視鏡検査を受け、今日は食道と胃の内視鏡検査、いわゆる
胃カメラ。最近ジワジワと仕事のプレッシャーが大きくなっている（横やり仕事
が多くてスケジュールが全く捗っていない。部下からの成果物も８０％と言う自
己申告とはかなり食い違っているのが分かってきた）。技術的にヘヴィな問題や
ら、小さな仕事でも気を遣うことがあり、心労が多い。まぁ昨日の夜はその心労
のおかげで早く寝れたのだが。前の日の夜なんて明け方は仕事の夢見ちゃったし
な。もっともメンタル的にはもっとひどい時期も沢山あったが、それでもヤバイ
状況には変わりはない。
　９時に病院到着。真っ直ぐに内視鏡検査室へ。１５分も待ったら早速検査開
始、先ずは血圧測定から、いきなり測り直し、最初っからテンパッてる（笑）。
次に胃の筋肉を弛緩させるための注射を肩に。打った瞬間よりも終わった後の痛
みが強くてビビる。喉の麻酔に薬をうがいする。更にスプレー、舌が痺れてく
る、唾がうまく飲み込めない。検査室に入り横になると急にむせて吐き気まで催
した。多分たまっている心労が診療に対して極度の緊張感となって現れたのだと
思う。麻酔点滴を受けながら検査を始めることに。「車の運転をしますか？」と
言う問いにはもちろんノーで答えるのだが、こんな大変な目に遭うと、今日一日
仕事できる状態ではないのかも、という不安に教われる（実際にはそんなことは
なかったが）。麻酔が効いていたため、マウスピースを銜えた後、どのようにカ
メラが胃の中に入ってきたのかはほとんど覚えていない。とにかく、検査中の自
分はまるで迷子になった子供のように漠然とした不安に襲われ、吐き気の時には
涙さえ浮かべた。精神的に安定した状態だったらここまで過敏にならなくて済ん
でいたのではないだろうか。
　結果は大きな異常はなかったものの、喉に軽い炎症を起こしているとのこと
だった。検査中に出血があり、それは止血したものの、念のため薬を処方され
た。また、１週間程度は刺激の強いものは控えた方がよいとのこと。なんか完全
に病人気分、このまままっすぐ帰りたい気分だが、月曜までに提出しなければな
らない作業もあり、そんなことは言ってられない。
　病院を出たが、フラフラするのでどこかで休憩したい。幸いお茶の水にはオー
プンテラスのような場所があって（おそらく目の前のカフェのものだろうが、平
日午前中なんてお客はいないので座ってしまう）助かった。喫茶店で紅茶頼んで
も、麻酔が切れるまで飲めない、というのはイヤだしね。１時間近く休憩した
後、近くの喫茶店で昼食をとり、出社。