猿島旅行


<2004.12.23(Thu)>
 今年の天皇誕生日は横須賀の沖に浮かぶ島、猿島へ。この島のことを知っ
たのは「東京美優」と言うアイドル番組(笑)。岩佐真悠子ちゃんと安め
ぐみさんが出ていて、真悠子ちゃん目当てでチェックしたのだが、真悠子
ちゃんが遊ぶ渋谷は飽きるほど行ってるので(笑)、めぐみさんが訪れた
猿島に興味を持った。女の子の一人旅かあ、いいなあ(笑)。
 それはともかく、今年も年末は忙しかった、と言うか、風邪がひどくて
寝込んだ日も2回もあった(3日と12日)、これからまた忙しくなるが、
とりあえず今日は何もかも忘れて(なんて訳には行かないけど)旅行だ。
 午前中は会社に行った、と言っても仕事ではなく、憧れてる女の子の席
にXマスプレゼントを置くため。:-) この歳で下駄箱にラブレター入れる
ようなアプローチでどうするの?と言われるだろうが、自分の表現は今も
これしかないんだよなあ。他にもやることはありましたが。
 11:15頃会社を出て、書泉グランデで買物。目的のものは見つからず、
また余計なものを買ってしまう(苦笑、まぁいずれは買うものだが)。三
田線に乗り、三田で浅草線に乗り換えると、なんとちょうど京急線直通の
快速特急が来た。12:07発で横須賀中央までの所用時間が44分?と言う
ことは12:51に着くので、ダッシュすれば13:00の船に乗れるか?ボックス
シートに座り、横須賀へ。平和島辺りまでは京急線は高架なのだが、中央
線と異なり、線路の側に高いビルが乱立、銭湯の煙突なんか見えやしない。
横須賀って昔はすごく遠く感じていたのだが、よく考えると横浜市と隣で、
京急だとかなり近い感じ(特に快特に乗ると)。横浜を越えると田舎は田
舎なのだが、住宅が途切れることはないのはさすが、と言うか、こんな山
だらけのところになんで家が立つ?と言う感じ(笑)。
 実際に横須賀中央に着いたのは12:57、これじゃダッシュしても13:00の
船は無理だ(苦笑)。結構拓けた駅前を抜け、三笠港に向う。雲一つない
好天、道に迷うこともなく港に到着、とりあえず乗船券を買う(1,200円)。
隣の公園から海の方を見ると、見事に孤島がぽっかり浮いてる(内陸だと
横須賀海軍の施設だかで視界が遮られているため島が見えない)。次の船
までに昼飯を食べよう、横須賀と言えばやはり海軍カレーだな。と言うこ
とで街中へ戻るのだが、結構遠いので思わず走ってしまう。結局駅から来
るときに見かけたカレー屋、ベンガルで。内装はカウンターバーみたいな
造りで、いかにも米軍基地の街、と言う雰囲気。カップルが何組かいる他
は、いかにも地元っぽい人が多い。と言うか、黒人の坊やが日本語ぺらぺ
らしゃべってるのはなんか新鮮(笑)。アメリカ人は沢山見かけるが、特
別洗練されてない、と言うのがやはり東京都心でみかける外人とは違う。
 さて港に戻り、いよいよ乗船。やはり午後から島へ向う人は少ないよう
で、客はたった二人。船に乗るのは2年前の鹿児島、松山旅行以来かな。
東京湾と言う内海だからそんな大変ではないが、そうは言っても今日は風
が強く、波も高く船は結構揺れた。最初は客室のソファでくつろいでいた
が、やはりここはデッキに出てはしゃぎたい:-)、海面の生々しい波を見て
ると迫力だなあ。
 10分ほどで猿島到着、まるで桃太郎が鬼が島に鬼退治に行くような気
分(笑)。桟橋はそんなに高くないので、波が大きいとしぶきが下からあ
がってくる。右手にみえる砂浜もいいなあ、イビサを思い出すよ。でも先
ずは島の中方面へ。元要塞島だけあって、絶壁の島、中の方へ入っていく
と要塞の跡があり、冬の低い太陽光線は入ってこれない。ここはめめたん
は走ったんだなあ(笑)。
 高台からの眺めがよいね。海の向うに横須賀の街が一望できます。横浜
のランドマークタワーなんかも見えますね。その下にはトンネル、ここは
無人島、だから電気やガスなどの生活インフラはない、なので中は真っ暗、
途中まで入りかけて怖くなってやめた(笑)。それにしても、ビジュアル
ロックのオニイサマ方3人がこんなところでジャケ写撮影やってます、急
にハデな衣装の人が現れたらビックリするじゃん(爆)。
 島の反対側の岩場に降ります。こちら側は波も荒く、しぶきも派手に上
がってます。日蓮洞なる古代人が住んでたそうな洞窟も。それにしても、
釣りをしている人がいたのだが、どうやっても海に入らずに続く道がない、
どうやって辿り着いたのか?もしかして引き潮のときに行ったまま帰れな
くなってるとか?:-)
 とにかく、景色もいいし、要塞の造りの他は殆ど自然のままで岩場とか
楽しめる。1時間もあれば全部回れて飽きるかな、と思ったが、ダッシュ
してやっと1周回れた、と言う感じ。でも2時間いたら飽きるか?(笑)
 15:15の帰りの船へ。さっきまで砂浜でバーベキューやってた連中が大挙
して乗ってくる。昼間から酔っ払いだなあ(酔いつぶれてるのもいる)、
でも半分くらい海軍兵の制服着てるんだよね、家族連れも1組だけいたけ
ど、基本的には近所の海軍兵の遊び場らしい(つか、今の季節はシーズン
オフだよ:-))。
 さて、浜に戻ったら今度は銭湯探しだ。市内銭湯の住所は一通り調べて
あるが、港の近くにはないみたい、安浦方面へ歩いてみよう。1丁目、2
丁目、3丁目にそれぞれ1件ずつあるので、それぞれ見学して3丁目の銭
湯をゴールとして入浴しよう。基本的には国道16号線沿い、街中に入る
と道に迷うが、大筋では間違わない。1本予想外の煙突が見えたので近づ
いてみたが、建物は銭湯ではないようだった、なんかの工場だろうか?な
んか中華街でもないのに店頭で中華まん蒸かしながら売ってる店があった
ので、ついフラフラと買って食べてしまう(笑)、でもさすがに豚まんは
ジューシーな肉汁がタップリで美味かった。210円の価値はありました。

 安浦町3-9 日の出浴場の感想。

 歩き疲れて、風呂に入って、後は真っ直ぐ帰るだけ(でもないのだが:-))。
京急線県立大学駅から電車に乗る。パスネットが切れてるので、買って乗
る。十分疲れていたので、立ちながら眠った(笑)。終点の羽田空港まで
ずっと各駅停車なのかな、と思っていたら、なんと金沢文庫で快特に変身。
コンパートメントなのに各駅?とちょっと謎に思っていたが、まさか快特
に変身するとは思わなかった。:-) 横浜で降り、HMVでちょっと買い物
し、東横線で帰宅。横浜へ来ると、崎陽軒のシウマイ弁当をつい買ってし
まいますねえ(笑)。

 猿島観光案内はこちら。