さて名古屋へ戻ろう。名鉄線も高横須賀になると線の枝別れしてるので
本数が少なく、待ち時間の長さにちょっと焦ったが、何のことはない、
快速で飛ばしたら１１時半には金山に戻っていた。名鉄線の旅は終わり、
次は名古屋地下鉄に乗る。金山から今池へ（名城線を栄乗換、東山線へ）、
今池ではスーパー銭湯「スオミの湯」だ。ここまでも汗かきまくったが、
この後も汗かきまくるであろうことを考えたらこんな時間に風呂入る意
味などないのだが、やはり名古屋のディープなスパ銭には是非行ってお
かないと。名古屋らしい、ビルの上にでかでかと広告を出した派手な宣
伝ぶり。東京だったらスーパー銭湯と言わずサウナを名乗って２０００
円くらい取られそうだが、スーパー銭湯だから４８０円で入れる。もち
ろん土曜とは言えまだ昼だ、客層がみんなダメ人間に見える（笑、人の
こと言えるのか？）。入口がビル５階。受付に入浴券を出し、男湯の６
階へ（女湯は４階）。こざっぱりした脱衣室。汗のかいた下着を脱いで
浴室へ。やはりスパ銭、バスタブやカランは大理石っぽい造りで、豪華
である。桶も安易にケロリン桶なわけもなく、ちゃんとスオミの湯の名
入りである。と言うか、普段の風呂桶より一回り小さいと思った。
　浴槽は右から電気風呂、ジェット風呂、リラックス風呂、熱湯、歩き
湯（って何？）、水風呂。別室に打たせ湯の浴槽があったり、サウナは
普通のドライサウナと塩サウナがあったりした。
　湯の温度は３９度と４２度でやはり東京の銭湯より低め。その代わり、
水風呂の冷たさは半端じゃない、２０度を切って１８〜１９度。普段な
ら水の冷たさに気分がさえてシャキっとなるところだが、逆に体力が奪
われるようなヤバイ感じさえした。何はともあれ、入口にかけ湯がある
（しかも湯と水２種類）のが嬉しい。昼間で空いていたせいか、ホーム
ページで書かれているほどディープな客層ではなかった。街の雰囲気だ
と、この周辺は中国人や韓国人が多そうな感じだった（飲み屋の種類な
どで推測）。
　とにかく今日は汗を沢山かいているので、風呂上がりのドリンク（カ
ルシウム系ヨーグルトドリンク）は一気に飲み干した。今度はもっとディー
プな時間（明け方とか？）に来たいものだと思った（笑）。
　次に東山線で新栄町へ。名古屋に来たらここには必ず詣でる、メガミッ
クスレコード。いやもう、所狭しと並べられている（と言うか、押し込
められていると言ったほうが近い）レコードを見てるだけで幸せになっ
てくる（笑）。今回は特に目当てのアナログ盤はなかったが、M/A/R/R/S
の"PUMP UP THE VOLUME"の再発盤とか、F.R.David "Words"の1999ミック
スとか、Mega NRG Man "Seventies"とか。WIRE00のコンピはアナログ盤
があったので、これを買う。と言うわけで、今回も満腹するお買い物。
　時間に余裕があったので、大須観音に行ってきた。なんかマキケンさ
んの名古屋ライブの後、ファンのみんなを連れて徘徊したらしい。伏見
で乗り換えるところを間違って降りてしまったので、伏見から歩いた
（苦笑）。なんで大須観音なのか分かった、ライブ会場のElectric LadyLand
が大須にあったからだった。:-) まぁ結局その観音様周辺も意味もなくた
だ徘徊した、って感じかな。途中、お土産屋でういろうを買った。
　名古屋に戻り、いよいよ白川方面へ。みどりの窓口がかなり並んでい
たので、早めに名古屋に戻ってきたのは正解だったなあ（冷汗）。特急ひ
だ号はすでにホームに入線していた。シルバーと赤の小奇麗な車体。動き
始めてこれがディーゼルエンジン車と初めて気が付くくらい、オシャレ
な外観だった。最初後ろ向きで走っていて、岐阜で進行方向が変わって
前向きになる、と言うのも面白い。美濃太田で乗り換え、２両編成ワンマ
ンのローカル列車で白川口へ。