三重・名古屋旅行（１）

　正月に靖国神社を参拝したので、じゃあ終戦記念日はお伊勢参りし
よう、と４〜５月頃に突然決断、上手い具合にw-inds.の夏コンの名古
屋公演が１５日にあったので、じゃあ、ってことで旅行を計画。世間
はお盆の真っ最中、鉄道の切符や宿の予約は早くしないと大変だぞ、
と言うことで、７月１５日には切符を押さえる周到さで臨んだ（笑）。
それにしても、２週間前に突然神戸へ飛んだものだから、新幹線に乗っ
てもあまり旅行の感慨がないなあ（苦笑、神戸より早く降りるしね）。
あと、今回は午後の出発と言うことで、時間的余裕が出来て焦らなかっ
たから、それがかえって旅行のワクワク感を削いだのかも（苦笑）。
帰省シーズンと言うことで、車内は家族連れがメインでガキがウルセー
のかなあ、と思ったが、どういう訳か女性の独り旅が多いように見受
けられた。うーむ、家族連れか単身赴任のお父さんが帰省シーズンの
メインだと思っていたのにこれは意表。そしてそれ以上に、隣の女性
客、ずーっと携帯２台を代わる代わる操作していた。アヤシイので何
度も隣をちらちら覗いたのだが、向こうは真剣でこっちに全く気付か
ない様子。オイラは勝手に妄想で「きっとこの人は出会い系サイトの
サクラをやってるんだ、ビジネスだからこんなに真剣にやってるんだ」
と想像したのだが、真相は何だったのだろうか？
　名古屋駅での接続時間はわずか１４分、急がなければならないが、
明日荷物を突っ込むためのコインロッカー探しもしておかねば。時刻
表の駅構内地図で調べた場所にあったが、なんとほぼ満員。これはも
う１個所くらい予備のロッカーの場所を押さえておかないとまずい。
幸い、近鉄改札口の前にもっと空いてるコインロッカーがあった。明
日はここに荷物を預けよう。

・近鉄特急
　さて近鉄特急、昔大阪長期出張時代に乗ったことはあるが、それ以
来。新幹線の見慣れた風景とは違うので、読書はやめて車窓を眺める
ことに徹しよう。まぁそんなに素晴らしい風景と言うわけではないん
だけど（苦笑）、それでも広い田圃の風景なんかは落ち着きます。と
ころで、近鉄線と平行しているＪＲ関西線、なんと非電化線なんです
ね、三重県ってそんなに田舎じゃないだろ？結構カルチャーショック
です。あぁ夕陽が沈んでいくなあ。
　ついに松阪到着。思ったより駅前は開けてたけど、コンビニがない
街だな（笑）。宿に向かう前に、先ずは三重県銭湯を初体験と行こう。

　ひょうたん湯の感想。

　宿はそのひょうたん湯から徒歩３分ほどのすぐ側。由緒ある宿のよ
うで、普通の都市地図なのにちゃんと小西屋と言う屋号が地図上にあ
る。

・小西屋旅館
　宿に着いたら早速夕食（今銭湯へ行ったばかりなので、お風呂が先
と言うのは勘弁:-)）。もちろん松阪牛のすき焼き、そういや街中にも
やはり牛肉料理店（しかも皆高級そう！）が沢山あったなあ。生肉の
状態では大きな肉片が２枚のみ。どうやって食べるんだろう、と思っ
たら、柔らかくてすぐ切れるので、鍋には大きいまま入れてしまうの
だそうだ。あと、砂糖もたっぷり用意されており、女中さんはかなり
大胆に鍋に砂糖を放り込んでいた。でも野菜やきのこを入れていった
ら、ちょうどいい感じの味加減。そして、こういう旅館の料理と言う
のは、おかずの数がものすごく多い。刺し身がこれまた柔らかくてビッ
クリ（考えてみればここは伊勢湾に面した猟師町でもあるので、海鮮
物も生きがいいようだ）。カラシレンコンとか、なんとかこんにゃく
とか、珍味も揃っていて、旅先グルメを１２０％楽しんだ。おかげで、
食後は食べ過ぎで苦しくて、マジで１０分くらい動けなかった。一生
のうちでもこんなに食べ過ぎで苦しかったことは指折り数えるくらい
しかない、今年で言えば間違いなく一番沢山食べた日（笑）。ひょう
たん湯で体重を量ったときは６４ｋｇで減量中モードな体重だったが、
今は確実に２ｋｇは増えてるな（笑）。
　腹ごなしにちょっと散歩、コンビニを探して、使い捨てカメラを買っ
てくる（そう言えば、あの松阪牛肉撮っておけばよかったなあ、と言っ
ても後の祭り）。まだ８時過ぎなのに街がひっそりしているのを見る
と、地方に来たんだなあ、と言う実感が。