いわき湯本旅行

　７月の３連休、引越の前準備（？）として中野区、小金井市銭湯巡り
に力を入れた。引越す前に近隣地域の銭湯を制覇しておこう、と言う企
み。富士登山競走本番を間近に控え、山の練習はお休みにしたが、結構
銭湯巡りも１日２軒回るとなかなかきつい。帰って休日の方が睡眠時間
を削っている、と言うダメ人間によくあるパターンに（笑）。そういう
意味では、３連休の最終日なんて家で休むべきなのだが、旅行に出て列
車の中で睡眠をとる、と言うのも一つの手。
　午前中は会社に出てメール読み。新しいビルに移って初めての休日入
館だったので、入館はともかく退館でトラブって焦った。メール自体は
平和なものでよかった。
　会社を出て書泉グランデで福島県地図を買い、御茶ノ水駅へ。いわき
湯本は往復割引でも11,300円かあ、結構遠いなあ（松本より遠い？）。
余裕はあるのだが、やはり列車の時刻を意識するものだから、発券まで
の待ち時間に滝のような汗をかいていた。上野には発車１２分前に着い
たが、それでも特急用ホームの入口が分からなくて、また焦る。ホーム
隣には特急水上が、先週赤城山行くのに乗ったばかりだなあ（苦笑）。
１２時ちょうどに発車、状番線は普通電車もあまり乗る機会がないので、
車窓からの煙突が多く、気になる（笑）。前半は駅弁食べたり日記付け
たり、後半で寝不足を取り戻す（笑）。空はどんより曇っていて、あん
まり旅行日和ではない天気。
　湯本はこの列車（スーパーひたち２３号）の終点の一つ手前。聞いた
ことのない駅名なのでひなびた駅だろうとたかをくくっていたが、名前
の通りの温泉郷で御土産商店街、旅館街がしっかりあるのでビックリし
た。先ずはスパリゾートハワイアンズ行きのバス時刻を調べ、いわき石
炭・化石館に向う。天気雨が降っていたので、傘を差しながら歩くこと
約１５分。炭坑現場を模したと思しき鉄塔のある、地方の博物館にして
は立派な建物だった。入場料は６３０円、夏休みに入った子連れ家族で
賑わっていたが、意外と見応えのある内容で面白かった、天井から宙吊
りにされた恐竜の化石がなかなかの迫力。地下炭坑モデルの暗闇の中で
動く人形も、いかにも地方の博物館らしい薄気味悪さがあり、いい感じ。
帰りには絵ハガキを御土産に買った。
　さてどうしよう、ハワイアンズに行ってもいいが、こんないい温泉郷
（何しろ駅前に湯の噴水があるくらいだ）なら日帰り入浴施設の１軒も
あるに違いないと思い、探したのだが見つからず、ハワイアンズ行きの
バスに乗る。途中思い切りジモティな住宅街を通り、ちょっと人里離れ
た丘のふもとにその巨大なリゾート施設は現れた。思い切りハデそうな
施設で、思わず帰りたくなる（爆）。まぁここまで来たのだから、入浴
せねば。

　スパリゾートハワイアンズ感想。

　ハワイアンズから戻り、列車が来るまで駅周辺を散策していて、２軒
も入浴施設を見つけてしまった。今度はこっちにチャレンジだよなあ。
帰りの特急は海側の窓、やっぱり夏は海に行くべきかなあ、今年も休日
はレイヴやフェスやライブの予定ばっかりなんだが。