情報処理試験

　全然旅行記ではないのだが、当てはまるカテゴリがないのでここに書き残す。

　例によってこういう日は朝起きると頭痛がする。昨日アイドルランキングなん
か作って夜更かししてるからだよ（自爆、去年の試験も頭痛がしてたような記憶
が、そして午後２はドロップアウト）。しかし、後悔役に立たず、である。朝飯
がまずい、昨日食べ過ぎたので食欲がない。朝の電車、車窓の外は気持ちよい秋
晴れ、頭痛がするのは仕方ない、遠足気分で試験場へ。やはり会社の集団受験で
はなく個人申込にしたのは正解、地元（津田沼）ののんびりした会場の方が落ち
着いて受験ができる、東京会場で会社の同僚や後輩に会うとバツが悪いもんね
（実際には集団受験の申込締切に間に合わなかっただけだが）。
　試験監督は若いお姉さん、こんなことでモチベーションが上がるならオッケー
（笑）。しかしこの教室、時計がないな、腕時計を持ってきてないので時間が分
からない。試験開始は９時半、今までの情報処理試験では午前の部は２時間半の
長丁場だったが、今年は１時間４０分、頭痛でシンドイ身には助かる。問題内容
だが、例年に比べてやさしいようだ。来年度から試験制度が大幅に変わるので、
今年は受かりやすいような問題にしているのだろうか。でも情報処理試験と言え
ば、午前中のマークシート試験で半分以下に足切りするのが通例だ（午後の採点
は筆記で人間が採点するのでコストがかかるため）、問題が易しくてもその分平
均点も高くなるので足切り人数に大幅な変化はないだろう。それにしても、損益
分岐点を求めるモロに簿記な問題を解けなかったのは悔しい。昼休みは調理パン
を食べてすぐに寝る、いつもの会社の過ごし方と同じように過ごす。今更受験勉
強なんてしない（そんな小手先で何とかなる試験じゃないし）。
　午後一の試験も思いがけず素直な問題だった。午前中はともかく、午後からは
問題文の読解も難儀を覚えることが多いが、試験の時はかえって頭痛の方が邪念
がなくて試験問題に集中できたりするらしい。しかし、これだけ解けるとドロッ
プアウトしたくても出来ない、頭痛は相変わらずだが、午後２の部まで残ること
に。部屋は暑かったり寒かったりで上着を着たり脱いだり。
　さすがに午後２の部は時間が足りなく、ギリギリ１６００字書いた。あんなギ
リギリでは採点してもらえるかどうかも怪しいし、してもらえたところで大きく
減点だろう。とは言え、何度も高度情報処理技術者試験を受けて午後２までがん
ばったのは初めて（苦笑）、これはこれで勉強になった。終わった後、緊張が解
けたからか、ちょっと吐き気がした。しんどくはあったが秋晴れの静かな一日は
悪くない、帰りはちょっと銭湯巡りをしてから。青空と夕日の赤のグラデーショ
ンの美しい夕暮れを見ることができた。