本庄市踏切顕彰碑

　北埼玉小旅行。目的地は昨年11月に本庄市の踏切で老人の男性が落とし物に気
を取られて電車に轢かれそうなところをやはり老人の女性が救おうとしてお二人
とも亡くなった悲しい事故での、女性の勇気を讃える顕彰碑が事故現場に立った
と言うので、自分にも琴線に触れるところがあり、参拝してみる。ほとんど群馬
県に近い場所でかなり遠いが、北埼玉の銭湯めぐりとセットにして足を伸ばすこ
とに。本庄駅を目指す。途中、高崎線電車に乗るやいなや、埼京線が人身事故で
運転中止のアナウンス。ビビったが高崎線の運行には影響なし。鴻巣で後から来
た湘南新宿ラインの特別快速に乗り換える。
　家から２時間半で本庄へ。静かな郊外。碑のある場所は駅からそんな遠くでは
なさそう。実際、まだ明るい時間で住所も調べたので見つけるのにそう時間はか
からなかった。
　静かな住宅地。朝夕の通勤通学時間帯でなければ若者はいなそうなエリア。時
間は夕方４時前、事故もほぼ同じ時間帯に発生したと言う。静かに合掌。高齢化
社会と言う社会問題を背後にはらんだ尊い犠牲を讃える石碑を後にする。本数は
少ないが、踏切付近で高速で走り抜ける電車を見送る。

　産經新聞の顕彰碑建立の記事。
　埼玉新聞の顕彰碑建立の記事。