埼玉小旅行

　久しぶりに幼少時を過ごした地、上尾から川越までを散策。３連休なんて普段
はやりたいことが一杯でそんな余裕はないのだが、最近は逆に忙し過ぎてやりた
いことがなくなっている。長時間歩くので早めに家を出る（シンケンジャーを見
終わったらすぐ）、武蔵野線、高崎線車内では考え事しててあっという間。９時
半過ぎに到着、まだ雨は大丈夫みたいだ。
　そういえばこの３連休は過去の振り返りが多いな、地元の床屋も一年ぶり、西
野翔ちゃんに会うのも二年半ぶり。でも今日の小旅行は大学卒業時以来（僕はな
ぜか卒業旅行と言うものはしなかった、で、幼少時の思い出の地巡りに費やして
いた）。当時は日記に残しただろうか、今はこうしてリアルタイムで文章を携帯
に残している。
　昔住んでいた西上尾第二団地に着く。何も変わっていないところが懐かしさに
結び付かない。ただ、「民営化反対」の立て看板があちこちにあり、この団地の
高齢化を垣間見る。それにしても雨だ、まだ傘をさすほどではないが、この先が
思いやられる。
　団地を出て平方小学校へ。かつては農道だったが、今は舗装されている。でも
牛はいた。小学校、苦労した逆上がりの思い出。桜はまだつぼみ。
　さて小学校を離れ15分くらい歩くといよいよ荒川を渡る長い橋。これがまた大
変だった。悪天候によるものすごい強風。マジで飛ばされそうな強さで身の危険
を感じたほど。更に、黄色い砂嵐が近付いて来た時も恐怖だった、幸い小粒だっ
たようで痛くはなかったが。
　荒川と入間川を渡るば川越市。旅はまだ半分、更に歩き続ける。空が広く、強
風で雲が流れて行く様子を眺めながら。途中の分岐点でかなり迷った、太陽が出
ていないので東西南北の感覚が掴みにくいためだ。
　川越市も郊外は空の広い畑の風景だったが、氷川神社で神前結婚式を目撃し、
メインストリートで「小江戸春祭り」初日の戦国兵士の行列に遭遇、一気に観光
地。人も多かった。もちろん写真も何枚か。途中、川越市役所前に旭湯発見、ま
だ１時半なので営業してなかったが、次に川越に来た時は訪問したい。
　更に真っ直ぐ行くと西武新宿線本川越駅。もうたっぷり歩いたので、ここで電
車に乗ってしまおう。次の予定は南新宿なので、新宿方面はありがたい。レッド
アロー号に乗りたかったが、時間があわず普通の急行で東京に戻る。９時半過ぎ
から２時近くまで４時間近い徒歩、もう一つの東京マラソンつーかｗ