おひさま旅行［２］

　上諏訪の丸光百貨店は健在みたいだな。駅構内の温泉（昔はちゃんと裸で入浴
出来た）は今は足湯になってしまったのか。田舎へ行けば田舎の風景、と言う記
憶（偏見）も変わってきた。塩尻周辺が高架線化され、かつ複線で列車がガンガ
ンスピードを上げる。長野新幹線が出来てからの長野県の近代化がよく分かる光
景。
　松本駅を降りると、思いの外暑い。避暑地なのでもっと涼しいかと思って、も
う１枚羽織るシャツを持参したのだが、全く不要、と言うかもっと薄着しても良
いくらい。
　先ず西口を降りて銭湯巡り（笑）。白坂1-2-5につばめの湯と言う銭湯がある
はず。駅から歩いて５分後には煙突が見つかった。ところがそれは銭湯の煙突で
はなく工場の煙突だった。同じように何本か煙突が見えたが、どれもこれも工場
の煙突だった。結局諦め、つばめの湯は廃業になりました、と個人的に勝手に結
論（汗）。
　市内（駅東口側）に戻る。やはり朝ドラ効果は大きいのだろう、あちこちにお
ひさまの番組ポスターが貼ってある。
　先ずは深志神社を訪問、「白線流し」ツアーでは毎度立ち寄っていた神社。相
変わらず朱色の派手な社である。参拝はしたものの、御守り売場に巫女さんがい
ねーｗ　おっ、NHK松本放送局正面の公衆浴場、菊の湯がまだ元気に営業中です
ね（昔入ったことあり）。おかめの湯はとっくになくなったんだよなあ(ToT)
　お次はやはり松本城、白線でもおひさまでも登場するロケーション。着いた時
間がちょうど４時半だったため、係員が閉門してた、ショック（って、入る予定
はなかったけどｗ）。でも平日夕方で団体客もなく、人気が少なくて落ち着いて
観ることが出来ました。
　次は旧開智学校、なんで明治時代にこんなモダンな建物の学校があったんだ
か。
　そろそろ宿へ向かわねば。松本駅へ戻る途中、以前入浴したことのある塩井の
湯（大手3-6-4）がどうなっているかチェック。やあ、無事に今も元気に営業中
でした、良かった良かった。その一方で、白線時代にドラマファン向けメニュー
を用意していて、毎回訪問を楽しみにしていたレストラン系喫茶店の「どんぐ
り」が、シャッターが降りていてショック。たまたま今日が定休日、ってことな
らいいんだけど。
　松本駅に戻る。以前宿泊したことのある飯田屋旅館（と言うかホテル）はもち
ろん元気に営業中。本日泊まる旅館に電話して、バスの乗り方を聞く。なるほ
ど、ビルの中に停留所があるのか、駅前ロータリーにはタクシーしか止まってい
なかった、迷うはずだ（爆）。しかもアルピコのバス、松本駅前ターミナルから
だと切符を売っている。まあその方が便利。
　バス乗車時間、正味は20分くらいだが、他のお客が運転手さんに色々質問して
いて（どこそこに行くにはどこで降りたら良いか？など）、30分以上かかった。
別に旅先でイライラする必要はないのだが、松本駅に着いてから殆んど歩きっぱ
なし（14:35にスーパーあずさが松本駅に着いて、17:20に旅館に電話をかけるま
で）だったので。湯坂バス停を降りると、もう浅間温泉街の看板で丁寧に行き先
が分かる。本日泊まるのは梅の湯。本当は白線流しで登場した尾上の湯に泊まり
たかったのだが、残念ながらお一人様の予約は受け付けておらず、隣の梅の湯で
手を打った次第。と言うか、予約してみたらたまたま尾上の湯の隣だった
（笑）。さすが尾上の湯は伝統を感じさせる古式ゆかしい面構えの温泉旅館。梅
の湯は団体客も受け入れられるようなビル旅館、でも入口の木製の看板等を見る
限り、こちらもかなり歴史のある旅館みたいです。

松本市・菊の湯画像（FreeML IDが必要です）
松本市・塩井の湯画像（FreeML IDが必要です）
浅間温泉・尾上の湯画像（FreeML IDが必要です）