湯の楽代田湯（杉並区和泉１−１）

東京銭湯マップ2000の杉並区（３）制覇＼＾ｏ＾／

　と言うことで今日行ったのは杉並区和泉1-1の湯の楽代田湯。環七と
甲州街道の交差点そばと言うことで、非常に分かりやすいロケーション、
当然京王線代田橋駅からのアクセスも便利、私は自転車で行きました
が。:-) こういうミニスパ銭って、高円寺界隈にはないんですよねぇ。

　いきなり入口の暖簾が湯の楽代田のオリジナル、しつこくも玄関の
下駄箱の上にも毛筆で「湯の楽代田」と書かれた文字が。先ずは入口
の券売機で入浴券を買う。色々な組み合せでメニューがメチャクチャ
沢山あります、３０近くあったかも。ここは日によって男女浴室が交
代式、今日奇数日は男湯は「かぐら」、女湯は「いず美」となってま
す。そういうことならまた偶数日に来なくちゃ行けないなぁ（笑）。

　脱衣室が狭いのはチョットたまに傷かな。でも脱衣ロッカーが大き
くて、少々の大荷物でも余裕がある容量はウレシイです。２段に分か
れて間に手桶を置くスペースがあるのも、細かいところにユーザフレ
ンドリーでウレシイですね。

　さて浴室、おお浴槽が沢山あるぞ、嬉しいな。その代り、人気の銭
湯だけありカランに空きがあまりない、いかにもスパ銭風に横に数列
成した島カラン（右側は１列、左側は３列）、桶（と言うか洗面器）
と座椅子は大理石模様（プラスチック製）のもの。カランの棚の部分
がせまく、手桶を置けないのでカランの上に置く。天井は三角形になっ
ていて、湯気抜きの窓が５０ｃｍくらいの頂点の段差のところにある、
と言う珍しいもの。

　浴槽がいっぱいあって楽しいぞ、先ずは右手の透明湯の浴槽。右か
ら先ずマッサージ風呂（強力バブルジェットを手摺につかまって浴び
るヤツ）、リラックス風呂（座式で、背中と足元からバブルジェット
が当るヤツ）、ドリーム風呂（いわゆる寝風呂）、とあり、最後の
「うきうき湯」が個人的に大ヒットでしたね。ボタンを押すと背中や
足もとに強力バブルが出て、体を浮かせてしまう、と言うもの。壁絵
はなし、その代り「旧三光湯鬼瓦」なるものが。近代化を進める中で、
銭湯の伝統も守っている姿勢が好感持てますね。浴室入口すぐ左前の
薬湯は今日は黄緑色、あとから『青リンゴ湯』だと言うことが判明。
最後に浴室奥にある水風呂。２０度くらいの温度だったが、温度計が
３８度を指してました（苦笑）。
　これだけ設備が十分整っていれば、壁絵がないとか、浴槽の湯の温
度がぬるくてイマイチ、と言うのも忘れてました。:-)

　湯上りはコーヒー牛乳（１００円）、待合室も満員状態。よくみる
と色々なタレントさんからの色紙が３枚ほど並んでました。とにかく
色々な設備で楽しましてもらった銭湯。でももう一度来て「いず美」
湯も覗いて、完全完了させたいですね。

<2001.11.06(Tue)>

　ということで、今日“いず美”の方に入ってきました。うひょー、
もう自転車で銭湯通いするには手袋とかが必要な季節になっちゃいまし
たねー。
　ロッカーが大きいのは便利、だけど脱衣場狭いですね、まぁ別に広く
なくてもいいんですが、やはり人気銭湯と言うことですごく混み合うの
で、結構気になります。ロッカーの間には「通行の邪魔になるので閉め
て下さい」とあります。
　さて浴室、おっといっぱいで空きがありません、一番奥に辛うじて空
きカランを見つけました。思わず全カラン数を数えたところ、１７機
（入って右手外壁側に１０機、左手の浴槽の間のカランが５機と２機）、
決して多くはないですが、さすがに殆ど埋まるところはスパ銭系です。
込んでる時は早風呂したいものですが、逆にお隣りさんに湯や泡がはね
ないよう気を遣うので身体洗うのに時間かかりますね。つかささんの掲
示板で最近長風呂の是非の議論がありましたが、これだけ混み合う人気
銭湯であれば長風呂禁止と言うのもあながち時代遅れとも言えない、と
言うか、こういう銭湯でお客が自主的にルールを作るようになると銭湯
人生に意義アリ、って感じですな。実際、空きカランは桶を蛇口の上に
挿す、と言うのがどうやら暗黙のルールになっている模様。
　マナー話はいったん置いといて、浴槽についてですが、左側真ん中に
一つ大きい浴槽があり、手前は浅くなっていて、奥が深くなっていて、
奥にエステバス（ジェットバス）、電気風呂、ショルダーマッサージが
あります。ここのジェットバスかなりパワーあります。^.^ 奥には水風
呂、言うまでもなくサウナの併設なわけですが、サウナの隣には露天風
呂も。ただしここ、確かに青空を拝めるのですが、壁一面がコンクリー
トで一抹の寂しさを覚えました。^_^;; 滝があったので、背中を打たれ
てみると水だったのでビックリ（笑）。湯は浴槽内部で吹き出している
模様。
　湯上りにビン牛乳。なんか内装や設備の話よりマナー話がメインになっ
てしまいましたが、とにかくカランが埋まってる銭湯なんて珍しいので、
まぁ色々と考えさせられること多数だったわけです。もはや壁絵とか立
派な庭とか言った風流は銭湯の人気と関係なし、と言うのを改めて理解。