浴場熱海（文京区音羽１−２６−１４）

　だいぶ先ですが，来年３月？に店仕舞いが予定されているらしい，と言うこと
で，本日訪問してきました。江戸川橋駅を出れば徒歩１分くらいですが，改札か
ら出口までの地下通路が結構歩きます＞３分くらいは歩くな。で、月の湯とは
打って変わってビル銭湯。カウンターの旦那さんに料金を払い，脱衣室へ。
　脱衣室，かなり狭いです，これはおそらくビル銭ながら番台時代があって，そ
れをカウンター式に改造したのではないかと。それにしても，日曜の昼下がり、
込んでますなー。一般的にはお盆休みの最終日に当るだろうし，日の明るい時間
に銭湯でのんびりしたくなるのは当然でしょう。荷物が多いのでロッカーは２つ
使います。
　浴室へ。湯道具は無地の黄色桶とＭ字型緑座椅子。島カランは１列，浴槽は３
槽，なのかな？左側２槽は水道パイプで区切られているだけ。で，左側が背中バ
ブルの座風呂２人分とジェットバブル一人分。中央が床バブル。透明湯で４３〜
４４度くらいの熱めの湯。右側は漢方薬湯ですね。４０度前後のぬるめの湯。更
に，有料サウナがあるため，水風呂がついてます，が，右手カランの裏の高いと
ころにあります。この水風呂，ややぬるめ（２０度くらい？）なので心臓に負担
が少なく長く浸かっていられます。それにしてもスゴイ込み様だ，１３〜１４人
入ってて，カランもほぼ満席だし，浴槽も他の人が出るタイミングを見計らわな
いと入れません。
　壁絵は特筆しておきましょう，と言ってもペンキ絵ではありません。タイル絵
で巨大な十二単の女性の後ろ姿，カルタで見られる図画ですね。
　湯上りは小岩井まきば牛乳、１００円。テレビは例によって２４時間テレビで
す。さてまた猛暑に戻った東京を帰ることにしますか。

<2008.03.16(Sat)>

　確か浴場熱海が今月一杯だよなあ、ということで池袋からの帰りに有楽町線江
戸川橋で途中下車。浴場熱海に着いてみると、なんと２３日までと言う予告の貼
り紙があるではないか！昭和２６年開業とのこと、５７年間お疲れさまでした。
カウンターの大女将に料金を払う。廃業したあとのお客さんのことを考えて、近
所の銭湯の地図を印刷しておいてあります。銭湯マップ２００２を元にしている
ようで、大正湯（文京区大塚5-25-18）が塗りつぶされてます。
　脱衣室へ、荷物は今日も少なめですが、めんどいので荷物と衣服を別のロッ
カーで。
　浴室、ここはやはり百人一首のような月を愛でるお姫様の後ろ姿の壁絵が印象
的。湯道具は無地桶とＭ字型緑座椅子。
　浴槽の湯が熱くてよいですね、左側浅湯の背中バブルは右向け右で座るタイプ
で３人分、右半分は床バブル、これらが４５度はありそうな感じ。その分右側深
湯の薬湯（宝寿湯、かなり薄いですが）がぬるめで４１〜４２度。そしてここは
無料のスチームサウナがついてます。ここでたっぷり汗をかいて、ちょっと高
台？にある水風呂へ。なぜ一段高いところにあるのか謎の水風呂、２３度前後の
ぬるめです。
　湯上り、カウンター前の休憩スペースでトロピカーナ葡萄ジュース１００円。
最後ということで１００円以上の商品は全て半額だそうです。あぁ、また銭湯が
１軒減ってしまうのか、残念。道路反対側にはキングレコード本社なんてあるん
ですね。