藤野やまなみ温泉（神奈川県津久井郡藤野町マキノ４２２５番地１）

　今日は藤野町町営・藤野やまなみ温泉へ行ってきました。陣馬山かながわ
国体記念登山競走の帰り。曇り空が涼しく絶好のコンディションでした、で
もきついコースだった。前回の試走時は山の中の“陣馬の湯”に入りました
が、レース後はやはりバスの交通があるところでないと。藤野駅から約１５
分、日連（ひづれ）大橋を渡る時の相模川両岸の紅葉が素晴らしいです。も
ちろん路線沿線の山の風景も紅葉真っ盛り、つーか、レース後で疲れてて寝
てましたけど。:-)
　バスの乗客はまばらでしたが（レース参加者は殆ど電車に乗って帰ってし
まった）、着いてみれば駐車場は満杯で、繁盛している様子でした。建物が
近未来風（なんか万博のパビリオンみたい）で、この外観には“なごみ”と
か“癒し”は全く感じられません（笑）。
　下駄箱に靴を入れ、券売機で入浴券を買います、３時間まで６００円（１
日券は９００円）。右手に御土産売り場、中央は待合スペースのベンチ、左
手は宴会スペース。男湯は正面奥右手、女湯は左手（日によって交替するの
かな？）。
　脱衣室、やはり込んでいるようで、空いている脱衣ロッカーが殆どありま
せんでした。奥に多少ありましたが、荷物が多いので２つ使わせて頂きまし
た（完走記念の御土産に生野菜５ｋｇももらって、自炊しないオイラはどう
すりゃいいんだ？）、ロッカーのキーをもらう形式だったらヤバかったとこ
ろでした。脱衣ロッカーキーはリストバンド形式。
　さて浴室、左手手前と横壁一線、そして奥の壁にもカランがありましたが、
満員のため少々待ちました。カランとシャワーはボタンを押すとしばらく出
る形式、桶は大理石模様のプラスチック洗面器。汗で身体中ベタベタの身体
を洗って、少し生き返った気分。
　さて浴槽巡り、中央窓側から右手窓沿いにかけての大きな浴槽、40〜41度
くらいの透明湯です。たまに岩があってプチ岩風呂になってるのが楽しい。
さて窓の外は露天風呂、露天の外は芝生になっているので、天気が良かった
ら見晴らし良いんだろうなあ。こっちのほうが内湯よりやや熱め、４２度弱
くらいでした。再び室内に戻り乾式サウナ、温度計が見当たりませんでした
が、割と弱めで疲れた身体でも入れました、ただこういう所のサウナにして
はキャパが小さかったな、８人くらいで一杯でした。サウナの後は水風呂、
冷たい、と言う印象ですが、疲れていたことを差し引くと２０度ちょっと割
るくらいではないかしら。
　さて中央にいつも激込みでなかなか入れない円形の浴槽があります。無理
矢理隙間に入り込んで見たところ、ぬる湯でした。殆ど体温と変わらないく
らい、３６〜３７度と言った感じ。こんなにぬるければ確かに長時間入浴に
なるのも当然。とは言え、うつぶせ気味に寝てる人もおり、ユルイなあ、と
言う印象。最後にもう一度露天に浸かって。
　湯上りは先ほどの休憩スペースで紙コップ飲料(DEKAVITA)、１００円。もっ
と天気の良い日であれば、山登りや釣りやキャンプの帰りに一風呂、とも考
えられますが、この天気だと風呂だけで１日潰そうとしてるのかなあ。と言
うわけで、ユルイ雰囲気がそこはかと漂う温泉でした（まぁ温泉なんてどこ
でも多かれ少なかれユルイ雰囲気ですが）。オイラはさっさと帰ります、バ
スの時間もあるし、何より今日は投票日ですからね。それにしてもこの生野
菜の荷物は地獄だ（って、丹精込めて作った農家の方々に失礼なこと言って
るなあ）。