矢切湯（松戸市下矢切８２−２）

　今日は北総開発鉄道矢切駅徒歩４分くらいの矢切湯（松戸市下矢切82-2）へ
行ってきました。改札の前に渡し船の現物があるあたりがさすが矢切の渡し。駅
を降りるとなんと正面に「笑がおの湯」松戸矢切店が！近くにこんなライバルが
できては、大変だろうなあ。市川松戸線を北上、ミニストップを超えて更に少し
歩くと右手に屋号入りの煙突発見、まだ一番湯の時間（４時過ぎ）で煙が出てい
ます。玄関正面には数々の盆栽。
　中へ。番台の女将さんに湯銭を払う。１番湯の先客がすでに４人ほど入浴中の
ようです。島ロッカーもありましたが、今日は壁際ロッカーへ。壁際ロッカーの
上には沢山の置き湯道具。この銭湯の不思議なところ、それは「共通入浴券」の
ポスターは松戸市浴場組合の名義なのに、［高齢者健康入浴券」のポスターにな
ると市川市浴場組合の名義になってる、一体どっちの組合の管轄なんだ？ここは
「中学生料金」を採用しているとの貼り紙も（３００円、組合の料金表には中学
生以上は大人料金となっています。つまり“中人”は小学生以下。正面中央の振
り子時計が「チク、タク、チク、タク」と現役で時を刻む音がいいですねえ。そ
んな穏やかで静かな空間ですが、浴室入口にはかなり強烈なメッセージが、「か
け湯だけではダメです」、入浴にこんなキビシイことを言う銭湯はなかなかあり
ません。その隣には「大橋歩」さん（東テレアナの「大橋未歩」かと思ったｗ）
による「お尻を洗わないで入浴はマナー違反」とかなんとかと言うエッセイが貼
られています、おそらく中学生くらいのマナーに未熟な少年たちが団体でマナー
違反をやったためにこんな貼り紙が出されたのかな、と邪推してみたり。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。カラン数は５・５・５・５、
島カランはシャワーも鏡もないお見合い式。
　壁絵はチップタイル絵、女湯側にまたがる大きなアーチ橋をモチーフとした作
品。そして女湯側カラン上にも同じくチップタイル絵で、灯台とかもめをモチー
フとした海辺の風景画。天井は東京式のような２段天井ではなく、地方銭湯式の
中央だけ高くなっていてそこに出窓があるタイプ。
　浴槽は１槽しかありません。透明湯で湯温は４３〜４４度。最初誰も入浴して
なかったので、もしや激熱？とビビりましたが:-)、実際には普通より高めくら
いでした。背中バブルは２人分。
　湯上り、残念ながらお風呂ドリンクはペットボトルものしかなかったので、先
を急ぐこともあり、パス。帰り際の女将さんの元気な挨拶が好感度高かったで
す。それにしても、北総開発鉄道って２０分に１本しかない、ちょっと不便だな
あ。