高砂・梅の湯（葛飾区細田４−１０−１）

　今日は葛飾区細田4-10-1の梅の湯へ。連休の最終日ということで近所でのんび
りと、と思いつつ、つい欲をかいて京成高砂駅から３０分くらい歩いてしまった
（泣）。以前入った葛飾漢方智光湯（高砂2-8-9）や竜の湯（高砂2-27-17、惚れ
惚れするような唐破風の面構え、次回はここに来ようか）の前を通るまではよか
ったが、その後方向感覚を失い、かなり迷いました。しかもかなりの雨、歩いて
て切なかったなー（涙）。なんとかたどり着いてみると、意外と開けた商店街の
中、ここも立派な唐破風と千鳥破風の面構え。女将さんに料金を払い中へ、どう
やら入口ですれ違った客が最後のようで、脱衣室浴室含め男湯はオイラ１人。確
かにこれはヤバ銭のニオイが。格子天井もなんだかはげかかってます。冷房はな
く、縁側の窓が全開。体重計に乗ると、柱に入っている屋号が「竹の湯」になっ
てます（苦笑）。浴室入口に「次の休みは２７日」の手書きの貼り紙、木曜休日
と聞いてましたが、次の木曜は２０日、毎週休みではないようですね。営業はし
っかりしている様子。
　浴室へ、湯道具はケロリン桶と黄色丸座椅子。かなり色褪せた桶が裏返しにな
って積まれています。島カランは１列、列辺りシャワーなしが５機。オイラは外
壁側カランへ。完全に独占状態、贅沢だぁ。
　浴槽へ。２槽式ですが、おぉ、こりゃ結構熱いですよ。浅い方で４５度くらい
、深湯もそれより少しぬるいくらい（湯の吹き出し口が浅湯側にあります）。最
初の暑さをガマンすれば気持ちいい暑さの湯。
　さてこの壁絵、どうも現役絵師の作品ではないみたい。サインもありません。
と言うか、絵がはげて来て前の絵と混じって心霊写真みたいなぼんやりした風景
になってます。こりゃすごいなー。それと、壁絵の下の注意書き、入浴中は喫煙
禁止？入浴中に喫煙する人なんて見た事ないです（笑）。広告代理店は「大和広
告」？初めて聞く名前だ、しかも住所が港区芝。
　湯上りは明治コーヒー牛乳、１１０円。ＢＧＭに氷川きよしがずーっと流れて
ました。さて帰り道、なんのことはない、１直線で高砂駅まで戻れました。途中
で春日湯（高砂3-6-9）にも遭遇。行きであんなに迷ったのはなんだったんだ？