筑波山温泉・つくばグランドホテル（茨城県つくば市筑波１０５０−１）

　今日は筑波山で登山ラン練習、帰りにつくばグランドホテル（茨城県つくば市
筑波1050-1）に立寄り入浴してきました。茨城県はかなり北に行かないと銭湯が
ないからなー、練習帰りはやはり筑波山温泉（なんてモノがあるのを初めて知っ
た）でキメるか。筑波山の温泉ホテルは他に江戸屋（筑波728）や青木屋（筑波
753-1）なんてのもあるが、どこも高級そうで敷居が高いなあ、と思い悩んでる
うちに一番下のつくばグランドホテルの前に。一番高級そうなんだが（苦笑）、
ロビーカウンターのホテルマンに聞いてみると千円で入浴可能とのこと。全然オ
ッケー、と言うことで、ロビー（３階）からエレベータと階段を使って殿方大浴
場へ。おぉ、久々のローマ風呂だ。やはりホテルの大浴場は違う（笑）。
　脱衣室はそれほど広くはないけど清潔感があります、というか他に誰も入って
ないのかな？かろうじて先客が１名いました。ってことは実質この大浴場は独り
占め出来るってことか？こりゃスバラシイ。リュックが鍵付きロッカーに入り切
らなかったので貴重品だけロッカーに入れてリュックは籠に（もちろん銭湯的乱
れ籠ではありません、宿泊客の浴衣入れ用の長方形の編みかごです）。温泉です
から成分表もちゃんと貼ってあります、アルカリ単純泉とのこと。
　浴室は階段を下りていきます、さすがローマ風呂（笑）。カランは左手奥に、
浴槽が奥壁側一面に、やはりでかい。その浴槽、右側がぬるい、左側が熱い、の
表示。ローマ風呂で熱湯に入れるのか、それはありがたい（ぬるい方は４１度前
後、熱い方は４３度前後という感じです）。浴槽の中央の公園の噴水的な湯の沸
き出し口があるのがまた高級感。ローマ風呂ですからもちろん石膏のヴィーナス
像があります（２体）、更にステンドグラスも高級感を演出してます（幾何学模
様ですが色の趣味は大変よいかと）。それにしても、浴槽を越えないと使えない
カランがあるのはすげー。と言うことで使ってみます（笑、別に使い心地が違う
わけじゃないんですけど）。と言うわけで、内装のハデさばかりに気を取られて
しまいますが、アルカリ単純泉の湯、クセがなくサラッとしていてなかなか入り
心地が良いです、と言うか、この透明感、清潔感が好印象なんだと思う。
　さて、実はローマ風呂だけじゃありません。露天風呂があるんですね。和風庭
園を背景に正方形の岩風呂。庭園は手入れが行き届いており、やはりホテルの露
天は違うなー。こちらの湯は更にぬるく４０度くらいかな。まぁこの岩風呂と庭
園を楽しむのが目的ですからぬるい湯で長湯しないとね。と言っても登山ラン練
習の帰り、長湯できるほど体力残ってません（苦笑）。サイドに岩狩、そこに腰
掛けて休憩です。さっきまで曇っていた空から日が差し込み、そよ風が吹いて来
て、極楽です。実は以前も筑波山温泉に入った記憶があり、その時の山の麓を見
下ろせる絶景に感動したものですが、今回の露天は竹の塀で囲まれていて残念な
がら拝むことが出来ず、７階に外の風景を拝める露天があるらしいのですが、多
分日帰り入浴者は無理だと思ったので今日はこれにて退散。次回は青木屋を狙お
う、あそこならあの絶景が楽しめるかな？筑波山もマイカー族には比較的アクセ
スのよい観光スポットでしたが、つくばエクスプレスの開通で鉄道なオイラにも
行きやすいスポットとなりました。