大井町・東京浴場（品川区大井２−２２−１６）

　今日は東京浴場（品川区大井2-22-16）へ行ってきました。東京ビッグサイト
でのイベントの帰りに大井町まで出てきました，ベイエリアには銭湯ないですか
らねえｗ　いつものように東小路横丁の永楽でラーメンを食べてからちょうど駅
反対方面（南西方面）へ。地図を見るに，細道をくねくね歩くのかな？と思った
が，Nikon光学通りという広い通りを奥まで行くと素晴らしい面構えの銭湯があ
りました。上が千鳥破風，下が唐破風、しかも両方とも懸魚がぶら下がってま
す。品川区では間違いなくキングオブ銭湯の風格です。まだ明るい時間なので外
観の写真を撮りまくってから中へ。暖簾がまた交通標語というのが面白い，「曲
がり角　止まる習慣　待つしつけ」と言う青い暖簾。中に入り，下駄箱に靴を入
れ，カウンターの旦那さんに湯銭を払い，脱衣室へ。
　脱衣室は狭いが，庭が素晴らしい！池の鯉は大きいし，何よりも瀧がある！こ
れまた品川では間違いなくキングオブ庭の銭湯。
　浴室へ。島カランが２列ある大型銭湯，しかも右側島カランは鏡のみ，そして
左側島カランはお見合い式！しかも先客がこの鏡のみカラン、お見合い式カラン
に座っており，両壁側のシャワー付カランに座るのにプレッシャーかけてますね
（笑、でも女湯壁側カランに座りましたけど）。湯道具は外側に屋号が書かれて
いるケロリン桶と水色台形座椅子。さてここの浴室，女湯と男湯が壁１枚で仕切
られているのではなく，なんと中央に岩庭があります。だいたい建物の真ん中に
吹き抜けの庭を作るなんて，相当なハイカラではありませんか！
　残念ながらペンキ絵はありませんが，ヨーロッパかアメリカの山の風景写真が
浴槽奥に貼られています。
　さて浴槽，２槽式。深湯はわずかに床バブル，浅湯は背中バブルが２人分。透
明湯で４１度前後です。元々ぬるいのか，うめたためにぬるくなったのか。更に
中央庭の裏に当る部分に激しいバブルの浴槽が。こちらは入浴剤使用，ちょうど
大旦那さんが入浴剤を継ぎ足しに来ました，ちょうど濃くなったところで一風
呂。こちらは更にぬるく４０度くらい。
　湯上り，ノドが乾いていたので脱衣室でキリンレモン（缶入り，１２０円）を
飲みます。懐かしい味ですが，炭酸がキツく，待合スペースで牛乳を飲む気をな
くしました（苦笑）。入浴時は先客２人で落ち着いた雰囲気でしたが，出る頃に
は１０人近くまで客が増え，賑やかになってきました。まぁここなら人気銭湯で
しょうね。格子天井の花鳥風月らしき絵柄も貴重品。帰り道は再び大井町駅へ。
下町の夕暮れ，暑さは峠を越えたかな。