健晃湯(埼玉県戸田市川岸2-7-26)

　さすがに４週目の週末、すでに訪問済みの江東区銭湯ばかりではいけない。先
月探索した戸田市銭湯をめぐろう。しかし今日は電車の接続が悪いし、途中の野
暮用も果たせなかったし、ついてないな。とはいえ、健晃湯は先月下見したばか
りで地図がなくてもたどり着ける、その意味でオーバーヘッドは少ない。
　中クラスの地方銭湯。松竹錠の下駄箱に靴を入れ中へ。定休日の貼り紙が毛筆
で力強い(水曜定休)。フロントの女将さんに埼玉県銭湯料金430円を。
　脱衣室、どうやら独占状態、なかなかに広い脱衣室を占領。静かだし、天井吊
りの家庭用扇風機が冷房の涼しい空気をかき混ぜてくれる。体重計はHOKUTOW の
アナログ、首のところに書かれているのは近所の建設会社か。
　浴室へ。湯道具はオーソドックスにケロリン桶と水色台形座椅子。島カランは
１列、カラン数は右側女湯側から7・5・5・2。独占状態だとカランの湯が冷めて
る？しかしすぐに次のお客、独占状態はすぐに終わる。天井は二段式ではない三
角山型なのだが、あまり湯気抜きには向かない構造だなあ。
　ペンキ絵はなく、家庭用サイズの丸山さんの富士山が貼ってある。浴槽は２槽。
右側深湯は紫色の入浴剤の薬湯。薬湯としては熱めの43度くらい。左側浅湯は背
中バブル２人分。
　そして、スチームサウナが無料。とはいえ、昼間もスチームサウナみたいな蒸
し暑さの今日この頃ではあまり価値なし(汗)。その代わり、水風呂が気持ちいい。
心臓に負担がかかるほどの冷たさでもなく、ちょうどいい感じ。
　湯上がり、お風呂ドリンクは自販機の飲料しかなかったのでパス、隣のローソ
ンで飲み物を買う。帰りは赤羽から京浜東北線に乗り換え。