天徳湯（杉並区西荻北４−２４−５）

昨晩は残業＋クラビングで風呂入れなかったので、１４時頃に起きて洗濯
などしてすぐに銭湯へ。

　今日は西荻窪の天徳湯（杉並区西荻北4-24）に行ってきました。西荻窪
駅から徒歩１０分くらい、まっすぐ西北へ伸びる典型的な下町商店街を歩
きます。骨董品屋が多いのがシブくていい感じっす（この通りの先に東京
女子大があるみたいですね）。ちっちゃな電光看板を見つけると、実に立
派な面構えの銭湯ではないですか、破風造りが２段です、紺色の暖簾も天
徳湯オリジナル、玄関には女湯、男湯と書いた提灯が。
　入口を開け、番台のオバサンに料金を払う、広々とした脱衣室、島ロッ
カーがないためです。天井は確かに格子状だけど、なんか山脈状に凸凹に
なっているのが不思議。いやそれよりも読売ジャイアンツ選手のポスター
がベタベタ貼られているのに圧倒。一般的な官公庁関係のポスターもあり
ますが、とにかく高橋（由伸）、松井、長島監督らのポスターがオーラを
放ってます（笑）。それと、凧。もちろん奴凧のような日本の伝統的な凧
がいくつか飾られています。と言うわけで、店のご主人の人となりがモロ
に出ている銭湯、これも温泉やスーパー銭湯にはない個人経営銭湯ならで
はの魅力っす。天井から吊り下がる蛍光燈も不思議だったな、十字型になっ
ています、ただし縦方向には電源入ってないですが。
　さて浴室。島カランは１島半、外壁側のカランは個室になってます、一
番手前は特別室、って何？とりあえず空いてたので普通の島カランに席を
取りましたが。ケロリン桶とピンクの座椅子を使用。脱衣室同様、演歌の
ＢＧＭが流れていて、庶民的っす。
　さて浴槽、だいぶ湯あかが残っている年期の入った浴槽。深い方は一切
設備なしで熱そう、浅い方は左半分が背中と足元にバブルジェットのある
寝風呂、右半分はバブル設備無し。格子の湯の出口には親子のカエルの石
の置物。そんなシンプルな浴槽、でも熱いと言うわけでもなくて、ごくノー
マルな湯温です。壁絵は河童３人のタイル絵。男湯、女湯対称で同じ絵が
描かれているようでした。
　湯上りはラムネを飲みながら脱衣室中央のテーブルで雑誌など読みなが
らゆったり過ごしました。なんか夜ならＴＶのプロ野球見ながら談笑した
くなるような感じですね。目の前に蕎麦屋があったのでそこで夕食を取っ
て帰りました。

西荻窪・天徳湯（杉並区西荻北4-24-5）
<2017/05/26(Fri) 22:59>
フォトアルバム

　金曜銭湯めぐり。今日は西荻窪へ。とある噂で天徳湯を目指す。西荻窪駅から
西北へまっすぐ進む分かりやすいロケーションだが、遠いなあ、の一言。まあそ
の先に東京女子大学がある訳で、そこに通うのに比べれば（って、女子大生の皆
さんはバス利用ではないか？）。文化湯（西荻北4-3-10）は元気に営業中、ビル
銭湯。さらに西北へ。もはや道の反対側は武蔵野市と言う杉並区の西の果て。
　灯りが落ちてる、すわ、休業中か？と思ったが、次の定休日は5/29(月)とある。
単純に閉店時間の22:00に間に合わなかったと言うことらしい。残念。駅方向へ戻
る、せっかくだから文化湯に立ち寄っても良かったが、空腹のため見送る。そう
やって夕食にありつこうとしても、チェーン店系しか開いてない、そんなの西荻
窪で食べる意味ないし。そうこうしてると玉の湯（西荻北3-32-3）跡地。こちら
は完全にマンションに様変りし、昔の面影は全くない。ここは素晴らしい宮造り
の銭湯だったんだけどねえ。
　と言うことで寄り道することもなくまっすぐ帰途へ。

天徳湯（杉並区西荻北4-24-5）リベンジ
<2017/05/28(Sun) 18:53>

　もう少し早い時間に家を出られれば、阿佐ヶ谷で丸山さんペインティングイベ
ントも見れたのだが、まあ昨日知ったイベントだから急に都合がつかないのは仕
方ない。いずれにせよ、夕方に渋谷で遊ぶ予定があり、東京西側に行く機会に、
金曜に閉店時間を過ぎてしまった天徳湯に再チャレンジすることに。
　西荻窪駅、さすがに夜22時前に着いた一昨日より賑わっている。とはいえ、賑
わっているのは駅周辺だけ、さらに西へ向かうとやがて人気はまばらに。何はと
もあれ、道は覚えたから真っ直ぐ天徳湯へ向かうと案外10分ちょっとで着いた。
こうして見ると実に立派な宮造りだ。千鳥破風のファサードも素晴らしいが、屋
根瓦全体が素晴らしく上質、隣のコインランドリーも瓦屋根だ。そして玄関中央
の提灯。全くもって下町風情を見事に体現した銭湯だ。屋号の入ったオリジナル
のれんをくぐって中へ。
　玄関の中は段差のない斜面の玄関。下駄箱は松竹錠だが、フロント形式。女将
さんに湯銭を払う、すでにフロントの装飾の皇室マニア度が高い。
　さらに脱衣室に入ると、今度は皇室マニアに加えてジャイアンツマニアっぷり
がハンパナイ！役所関係、官公庁関係のポスターは全然記憶にない。高橋由伸、
松井秀喜、長嶋茂雄など気合いの入ったジャイアンツフリークっぷりがすごいポ
スターの数々。また、風景写真も少なからずあり、ご主人の趣味の広さに圧倒さ
れます。まだ一番風呂の時間、かなり賑わってます。と言うか、やはり子どもが
多いと賑やかになりますね。体重計はKEIHOKUの古いもの。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。島カランは２列ありますが、
右側の島カランは内側だけの片面。それと右側女湯側壁際カランはパーティショ
ン付き。カラン数は右から５・６・６・６・７。
　ペンキ絵はなく、河童３匹のチップタイル絵。浴槽は２槽、ジャスミンの入浴
剤で黄緑色の湯。右側浅湯は背中バブル２人分、寝風呂２人分。どちらもジェッ
ト噴射はボタン式。左側深湯は大粒床バブル。湯温は43度くらい。やがて子ども
たちが上がると先ほどまでの喧騒はなくなり、静かな憩いの場に。
　湯上がり、ビン入り乳飲料はあったと思いますが、狭くて混んでいたのでその
まま帰りました。フロントは旦那さんに交替。せっかくだから東京女子大学のキャ
ンパスを見学してみますか。天徳湯からさらに100mくらい行くと森の茂ったエリ
アが。中には立派な校舎があり、正面入口まで来ると実に立派なキャンパス。男
子には敷居の高いところなので憧れますね（笑）。