天王町・神明湯（横浜市保土ヶ谷区神戸町７０）

吉野町・大和湯からの続き（笑）。

　続いて天王町の神明湯（横浜市保土ヶ谷区神戸町70）へ。こちらも９月末で廃
業との情報があり、吉野町・大和湯からハシゴ。市営地下鉄と相鉄線を乗継ぎ、
天王町へ。相鉄線自体滅多に乗らない自分にとって（って、２週間前にも乗った
ばかりですが:-)）もちろん下車は初めて、なんか住み易そうな良い街だな。徒
歩５分くらいで神明湯の煙突発見。交差点に「神明社前」とあり、対面に神社入
口。神明湯という屋号は何件か見ましたが、実際に神明の名のつく神社仏閣がそ
ばにある銭湯は初めて。細い路地に入るため、煙突だけ全貌が拝めますが、入口
はちょっと写真は撮りずらい、でもかなりシブ銭です。なんと言っても懸魚風の
彫刻に屋号が右から描かれてるのがカッコイイ！そして入口右手に９月末日廃業
を告知する貼り紙。ここも脱衣室入口はデカイ横引き戸。番台の大女将に湯銭
を。脱衣室が広いなあ。島ロッカーもあったけど、横長の壁ロッカーへ。ここも
冷房はなく、窓は開けっ放し。扇風機は普通の家庭用が２台。番台上には大入の
額縁などの装飾品。浴室入口に貼り紙、営業時間は３時半〜１０時、定休日は
月・火の連休。
　浴室、湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。カラン数は右側外壁側から６・
４・４・４。壁絵は早川師、サインは「平成十九年六月十一日　西伊豆　早
川」。もちろん早川さんらしい波しぶきが素晴らしい。と言うか、男女両方に富
士山！
　浴槽は３槽、右側深湯、中央浅湯、そして右側が薬湯、今日はワイン風呂で紫
色です（いい香りがします、その一方で、ワイン風呂って未成年が入っていい
の？笑）。湯温はいずれも４３〜４４度と少々熱めの設定。
　湯上りは明治コーヒー牛乳１１０円。やまない雨を窓際から眺めながら一服。
木札に「銭湯は裏切らない　立川談志」ってのがあったけど、いったいなんだっ
たんだろう？
　帰りはＪＲ保土ヶ谷へ。以前訪問済みの第二常盤湯（保土ヶ谷区雉子町2-58）
をちょっと見学、その前のボロい蕎麦屋で夕食にうどんを食し、帰宅。