橘湯（板橋区坂下１−３６−９−１０１）

　今日は板橋区坂下1-36-9-101の橘湯へ行ってきました。荒川マラソン
の帰り道、都営三田線の巣鴨より先まで来ること自体メチャ久しぶりだ
し、もちろん蓮根や志村三丁目と言った駅を利用したことなんて初めて。
これはやはり１軒くらい銭湯訪問しておかないと、と言うわけで、この
地帯で施設マークの一番少なそうな橘湯をチョイス。ここに来る途中に
昼食に入ったラーメン屋では、まだ２時半なのにブルーカラーの労働者
系の皆さんがすでに出来上がってる現場に遭遇、板橋区って下手な田舎
よりヤンキーな雰囲気があってスバラシイ！と思いました（笑）。杉並
区にもそうしたユルイ空間は沢山ありますが、その一方でハイソな空間
もそれなりにあって、玉石混交、と言う感じですが、こちらは全部ヤン
キーな雰囲気、と言う感じ（こんな風にかいたら板橋区民の皆さんに怒
られるかな？僕はホメ言葉のつもりで書いてるんですが）。
　さて橘湯、施設記号が少ないので伝統銭湯の外観かと思いきや、マン
ション銭湯でした。とは言え、今では殆ど死語となった“団地”と言う
言い方がぴったりな共同住宅の１階、かつての品川・海岸浴場のような
シブイ空間なのかも、と言う期待を胸に花王石鹸の金太郎の暖簾をくぐ
ります。下駄箱正面には「明日お休みです」の手書きの貼り紙、ここは
曜日ではなく４のつく日がお休み、と言う形態。
　番台の女将さんに料金を払うと、キレイですが歴史のありそうな脱衣
室になります。久々に見た脱衣室の女湯とのしきり壁の上の広告、敬心
社が扱っているようです、地元の広告３軒に混じって、「三菱銀行」の
広告が懐かしい（よく見かけますけど）。
　さて浴室、島カランは１列、シャワー無しです。で、最初外壁側カラ
ンに席を取ったのですが、なんと、湯の蛇口からも冷たい水しか出てこ
ない！ほぼ１番湯（3:10頃入店）だったので、湯がまだ回ってきていな
いだけだとは思いますが、さすがに水ではつらいので島カランへ。フル
マラソンでかいて汗を流して、浴槽へ。
　なんとここの浴槽、１槽しかありません。つまり、通常深湯と浅湯が
あるところに、その敷居がない状態。湯加減はちょうどいい感じの４３
度前後。背中バブルが３人分（そのうち２人分は１個しかない）。意味
不明なのが、ショルダーマッサージの設備があるのですが、どう考えて
もあの狭さでは設備の間に首が入るとは思えません（爆）。使えない設
備なのに元気よく動いてます。:-)
　残念ながらペンキ絵はありません、白いタイルに混じっていちょうマー
クのタイルが埋め込まれているのみ。天井が浴室奥方向に向けて高くなっ
ています（斜め天井）。湯気抜きの関係と思われます。
　湯上りはコーヒー牛乳を最初狙いましたが、りんごジュースがあった
のでそちらに。マラソンで汗をかいた後だったので、あっという間に飲
み干してしまいます。汗でベタベタだったからだがキレイさっぱりにな
り、気持ちよくなって帰途に着くことが出来ました（でもボロボロになっ
た疲れはまだまだ残っております（苦笑））。