東武動物公園・弥生湯（埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸３−１−１２）

弥生湯画像（FreeML IDが必要です）
巴湯画像（FreeML IDが必要です）

　栗橋からの帰りに東武動物公園で途中下車して銭湯巡り。ｉタウンページでは
巴湯（埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸3-3-6、駅から徒歩12分くらい）１軒がヒット
したが、なんと途中に近接してもう１軒銭湯がある！弥生湯（杉戸3-1、駅から
徒歩9分くらい）と言うらしい。メッチャ気になる、こっちに入ろう。その前に
食事、駅東口周辺には焼鳥屋さんくらいしかない、なぜか駅からかなり離れた巴
湯正面に焼肉屋があり、そこでクッパを食す。
　弥生湯はちょっと洋風の建物。玄関上に温泉マーク模様のすりガラス、正面に
は福助のタイル絵。下駄箱は鍵の木札が全然ついてない（汗）。
　中へ。番台には誰もいない、女湯を覗き込んで大女将に声をかける。埼玉県銭
湯料金410円を払う。
　ロッカーは横長木製ロッカー、普及型ロッカー共にあるが、先客の常連客お二
人が脱衣籠を使っていたのでオイラも（と言うか、ロッカーの鍵に紐がついてな
いのでなくしそう）。天井は高くないが、吊り扇風機があります。注意書きは貴
重品は持って来ないで、と言うもの。トイレは典型的ポッチャン系(^O^)
　浴室へ。湯道具はケロリン桶とＭ字型緑座椅子。島カランは１列、お見合い
式。シャワーは左側女湯側のみ。カラン数は右側外壁側から２・２・２・４。カ
ラン下に樋がないので上流からの湯が足下に(^。^;) カランの鏡の広告はかなり
古い、「杉戸駅前」と言う表現が残ってるし（現在は東武動物公園駅）。しっか
り天井は二段式。
　浴槽は２槽、右側浅湯は44度くらい、左側深湯は46度近い熱湯、嬉しいねえ。
肩に彫り物の常連さんも熱湯は避けてました。
　残念ながらペンキ絵はありません、一面白ペンキ塗り。ただしその下に藁葺き
屋根の家をモチーフの中心とした田舎の風景画のタイル絵があります。また、女
湯側カラン上にはチップタイル絵で鉄橋をモチーフの中心とした風景画。
　湯上がりは明治のクロレラ乳酸菌、70円。と言う訳で、巴湯に次の機会に入ら
ねば。往きはＪＲ総武線＋東武亀戸線で来たが、帰りは新越谷で武蔵野線に乗り
換えて帰宅。

<2013/02/21(Thu)>
弥生湯フォトアルバム
杉戸町風景フォトアルバム

　本日最後は杉戸町の弥生湯。杉戸町は東武動物公園駅付近に２軒あり、巴湯は
入浴済み、弥生湯に入って杉戸町を制覇するぞ。しかし弥生湯、終わりが21:30
と早い、果たして間に合うか？古河から栗橋で東武日光線乗換のつもりだった
が、宇都宮線で快速に乗ってしまったので、久喜から東武伊勢崎線経由で。東武
動物公園駅からはダッシュ（笑）、さすがに９時前では商店街はほとんどシャッ
ター降りてます。あー、東武動物公園って昔財布を落とした苦い思い出があるん
だよなー、今日は落とし物も忘れ物もしないようにしないと。無事開店時間中
（21時ちょうど）に到着。やや洋風？もしくはエキゾチックな感じ？の面構え。
　無地紺色ののれんをくぐると福助のタイル絵が、更に男湯へ。あら、番台には
誰もいない。後から来た常連客もいきなり脱衣し始めたので自分も。パンツ一丁
になった頃にようやくご主人が現れたので410円払う。でも閉店間際の銭湯と言
うのは駆け込み客で賑わいます、自分を含めるとこの小さな地方銭湯に６人も
入ってる（笑）。肩に彫り物入れてる人が若い、ファッションタトゥー？いちお
う鍵付きロッカー（古い横長木製ロッカーと今風ロッカー）を使いましたが、浴
室からでも脱衣場の様子はよく見えるので乱れ籠でも良かったかも。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶とＭ字型緑座椅子。島カランは１列、ここもお見
合い式。ここも下水樋がない。カラン数は左側女湯側から４・２・２・２。最初
右側窓際カラン（シャワーなし）に陣取ったのですが、カランの湯が冷たく、島
カランに移動。鏡には地元商店の広告があります、市外局番が５ケタ(^o^)
　あらぁ、ペンキ絵キャンヴァスは白ペンキで塗り潰されてますね、残念。でも
その下には鈴栄堂のタイル絵があります。雉がカッコイイ、藁葺き屋根の民家が
モチーフの日本的な田舎の風景画。更に左側女湯側カラン上にはピースタイル絵
が、川にかかる橋が中心のモチーフ、右側の山の上にはお城が、左側丘の上には
家があります。
　浴槽は２槽、右側浅湯、左側深湯、どちらも特に設備なし。湯温は浅湯が41
度、深湯が42度、と言う感じ。なんか浴槽の縁が異様に盛り上がっていたりしま
す。やはり東日本大震災の際に歪んでしまったのでしょうか。
　湯上がり、すでに店じまいモードに入っているので番台に旦那さんがいる訳な
い（笑）、それでも110円お釣りなしで持ち合わせていたので、番台に硬貨を置
いて明治コーヒー牛乳をいただく。てか、そんなもの飲んでたらオーラス客に
なってしまいました（苦笑）。
　帰りは巴湯を覗いてくる、こちらもちょうど店じまいしたところ、と言う雰囲
気（浴室からは灯りが漏れるが入口はすでに真っ暗）。へー、東武動物公園駅は
宮代町で、川を渡ってから杉戸町なのね。と言うことで本日の北関東銭湯めぐり
終了。