静岡市銭湯巡り＋桜湯（静岡市葵区駒形通３−２−１）

松乃湯画像（FreeML IDが必要です）
桜湯画像（FreeML IDが必要です）

　三保の松原を観光しに静岡へ。観光地を午前中に回った後、午後は市内に戻り
後半戦、市内の銭湯巡り。先ずは南口の松乃湯（静岡市駿河区八幡1-3-4）へ。
駅から１０分くらいで発見。廃業したと聞いていたが、建物はまだちゃんと残っ
ていてくれました。茶色の２階建て住宅のようなたたずまい。ゴールドのホー
ロー屋号がカッコイイ。現在の住所は八幡1-3-4となっているが、開業当時は八
幡本町1-7-5と言う住所だったらしい。
　お次は駅の北側へ。先ずは桜湯（葵区駒形通3-2-1）を目指す。駅のある中心
部から1km以上歩いたが、にぎわいはそのままに、オフィス街っぽさから下町風
の商店街へ。まだ個人商店がたくさん残っていて、しかもどこも活気があるのが
素晴らしい。そんな街に桜湯発見、１階が銭湯、２階がサウナ（別設備です、こ
ちらは１５００円）。ビル銭湯ですが、のれんが素晴らしく、立派な腰の下まで
ある大型のれん。
　次に本通の天狗湯（葵区本通7-2-1）。こちらは人の多い通りに面した銭湯。
しかし定休日（日曜日らしい）ではないにも関わらずシャッターが下りてまし
た。まだ開店前だったかな（この時点で３時半は過ぎてましたが）。というわけ
で、携帯の電源も切れたし、使い捨てカメラの方もフィルムを使い切ったの
で、。これ以上の銭湯探しは中止、桜湯で手を打とう。

　さて桜湯へ。大きなのれんをくぐり、松竹錠の下駄箱に靴を入れ、中へ。番台
の旦那さんに湯銭３６０円を、安いです。壁際ロッカーに荷物と衣服をつめる、
もちろん２個使い。ビル銭湯なので天井低いです。しかしちゃんと吊り天井扇風
機あり。
　浴室へ。湯道具は「ゆ」の字が赤で底に書かれた黄色桶と大きめのＭ路型緑座
椅子。島カランは１列、お見合い式。カラン数は右側外壁側から７・３・３・
５。カランの湯がメッチャ温くて、水カランはほとんど使わず。なんかこの銭
湯、小錦みたいに肌が黒くて体重もありそうな巨漢客が多いなあ、どういう仕事
の人たちなんだろう？脱衣室同様、浴室も天井が低い。というか、湯気抜きとい
う感覚がない天井。ペンキ絵はありません、というより、ペンキ絵が描かれるこ
とを想定していないような奥壁（大半がタイルで上部白壁のスペースがない）。
　浴槽は２槽、どちらも「温浴素じっこう」の薬湯。でもぬるいなあ、４０度く
らい。左側浅湯は背中バブル２人分、右側不粥は床バブル。浅湯は本当に浅く
て、先ほどの小錦さんが入ると思い切り膝が湯面から出ます（笑）。
　湯上がりのお風呂ドリンク、乳飲料は森永系。でもせっかくの地方銭湯だから
珍しいものを、ということで、コアップガラナ、１２０円。帰りはバスで静岡駅
へ。天狗湯と松乃湯を再度確認してみたが、やはり営業している様子なし。バス
途中、イルミネーションの素晴らしい通りがあったなあ。駅弁はもちろん東海軒
の幕の内、かつて大垣発東京行夜行普通列車で、静岡で買って食べる定番でし
た。