下谷・恵美須湯（台東区下谷３−１８−９）

フォトアルバム(2014/11/22/Sat撮影)
　今週の週刊プレイボーイの南明奈の連載記事「働っき〜な」に恵美須湯（台東
区下谷3-18-9）が登場。これは行ってみなければ、ということで、早速会社帰り
に恵美須湯へGO!今日は雨でしたが、こんな日こそ地元での自転車銭湯通い出来
ないのだから電車で銭湯巡り(^o^)。鬼子母神で有名な入谷で下車して、途中宝
泉湯（根岸3-14-14）と快哉湯（下谷2-17-11）の外観見学、更に韓国料理屋で腹
ごしらえして（雨は止んでました）昭和通りを北上、下谷警察署を過ぎるとカッ
コイイ銭湯が！ホーローの屋号の看板がいい味出してます、正面からの千鳥破風
の面構えも実に凛々しい。
　中へ。湯銭を払いスタンプ帳を番台の女将さんに押してもらいます。静香で落
ち着いた脱衣室、地味ながらも売り物の入ったガラスケースの装飾品がカワイら
しく、さすがアッキーナが来ただけのことはある！と感心。まだテプコ浅草館の
「下町の銭湯展」のポスターが貼ってあります（1/30にすでに終了）。
　浴室へ。珍しいことに湯道具が水色洗面器、しかも結構新品だ。座椅子は灰色
門型座椅子。島カランはシャワーなし。カラン数は６・５・５・６。これに加え
て両壁側には更に一番手前にハンドシャワーだけのカランがあります。
　浴槽は２槽、左側浅湯は左寄りに床バブル、右寄りには背中バブルがあるよう
ですが、背中バブルは動作していません。右側は深湯。いずれも湯温は４４度く
らいあり、決してぬるくはありませんが、ここは薪で湯を沸かしている銭湯（週
プレによれば、台東区では現在ここともう１軒しか薪湯をやっていないそうで
す）、湯が柔らかいので熱湯苦手の人でも入れそうな刺激の少ない湯です。昼間
は仕事で怒られてかなりへこみモードだったのに、ここのいい湯にすっかり癒さ
れて極楽気分になってしまいました(^o^) 壁絵は竹林の写真。ありきたりと言え
ばありきたりですが、この壁絵であらためてアッキーナが来た銭湯なんだ！と確
認した（写真掲載されてた）ので特別（笑、ここの浴室がアッキーナが掃除した
浴室なんだ、ムフフｗ）。
　湯上り、残念ながらビン入り乳飲料はありませんでしたが、そこは臨機応変、
アッキーナが好きなオロＣ１２０円を頂く。せっかくなので女将さんに「週プレ
見てきました」と話しかけてみる。結構いろいろお話ししました、先ず取材はい
つ頃だったかお聞きしたのですが、男性誌だったので取材には腰が引けてたよう
で、取材日の記憶も曖昧（１月頃だとおっしゃってました）。話の中心はやはり
苦労話でしたね、重油の値上げはこの業界に相当効いてるらしいです、ここは薪
で沸かしてますが、それでも100%と言うわけでもないでしょう。あと、曙湯さん
は浅草藤の日には見事な藤棚が見れるから（稲荷町の寿湯さんよりもスゴそ
う）、是非見に行くといいよ、とのこと。と言うわけで、身体も心も暖まった大
変いい銭湯でした。帰りは三ノ輪に出て（廿世紀浴場のオフ会を思い出すなあ）
荒川線に乗り、町屋で京成に乗り換えて帰りました。夜更けの路面電車というの
も、昼間にはない侘しさがあって味わい深かったです。