下赤塚・栄湯（板橋区赤塚1-34-3）2018/3/31廃業前訪問

　板橋区の今月の廃業銭湯２軒目は下赤塚の栄湯。練馬とか板橋は千葉県民には
なかなか遠いので腰が重いが、廃業とあっては行かない訳には行かない。でも回
数は行かないが、都内でも住んでみたいエリアはこの辺りだったりする。
　人生３回目の下赤塚。つい張り切って東京大仏まで足を伸ばしたが、夜は見れ
ないのね、残念。
　煙突が見えるから場所はすぐに分かった。果たして、これは素晴らしい瓦屋根
の銭湯！駐車場も広いな。玄関には廃業を示すものはなし。
　フロントの女将さんに湯銭とスタンプ帳を。スタンプは自分で押させていただ
きます。
　脱衣室、これは立派な折り上げ格天井！浴室入口にようやく手書きの3/31廃業
告知の貼り紙。諸事情によりとのこと。58年間お疲れさまでした。体重計はYAMATO
のデジタル。それと、ビックカメラのカレンダー兼日本地図がすごい。オリンピッ
ク期間に下線が引かれていたり、世界遺産が網羅されていたり、都市部の地下鉄
路線図があったり、情報量多すぎｗ　やはり銭湯に演歌のBGMはあうねえ。
　浴室へ。湯道具、屋号の入ったオリジナル桶だ！座椅子は水色台形座椅子。島
カランは１列、カラン数は右側女湯側から７・６・６・３。
　浴槽奥はペンキ絵の代わりにチップタイル絵、鶴が３羽飛翔する風景、女湯と
もつながっています。でもサイドの板張り壁に白ペンキが塗られているのを見る
と、昔はもしかするとペンキ絵だった時もあるのかもしれません。
　浴槽は４槽。右側深湯は座風呂２人分。中央は寝風呂２人分。左側浅湯は中央
にジャグジー風床バブル。ちょっとぬるいのでゆっくり時間をかけて温まります。
そして左手前に水風呂。と言うことはサウナがあると言うことですが、有料のた
めパス。
　湯上がりは待ち合いスペースでオロナミンC、110円。おっ、インドパキスタン
系の外人さんが仲間連れで入浴なんて珍しいねえ。こういう人たちにも銭湯が認
知されるのは嬉しい限り。駅前で夕食、そして本日最後の目的地へ。