さかえ湯（渋谷区東１−３１−１９）

　昨日は渋谷区東1-31のさかえ湯へ行ってきました。またまたクラブへ
行く途中の寄り道銭湯（笑）。夜遅い出発なので、必然的に営業時間の
遅い銭湯を選択することになりますが、ここも夜中の１時まで営業（渋
谷区もやはり２４時過ぎまで営業する銭湯は少ないです）。明治通りで
並木橋交差点（渋谷のＪＲＡの近く、と言ったら分かるかしら？）を山
手線側に曲がると、上り坂の途中にコカコーラの広告の入った「さかえ
湯」の広告ランプが。そのランプの数メートル先の階段を降りた正面に
さかえ湯発見。ビル銭湯ですが、結構いろいろと個性的。以前は車の駐
車スペースだったようなところにコインランドリーがあり、その左手に
銭湯の入口。横に広い下駄箱室、入口はちゃんと男女分かれてます。で、
入口を開けるとちゃんと番台なのですね、天井低いのに割と高いところ
にオバサン座っておられたので、まともに立ち上がったら天井に頭ぶつ
けそうな感じ。
　遅い時間と言うことも手伝ってか、いかにも渋谷らしく若者客が多い
です、と言うか、かなり沢山お客が入ってました。天井が低いだけでな
く、間取りとしてもかなりせまい脱衣室、雰囲気的には銭湯と言うより、
社員寮の共同浴場のような雰囲気ですね、実際若者ばっかりだから余計
にそういう印象。そんな銭湯でもちゃんとビン牛乳が置いてあったりし
て、「よし、風呂から上がったらあれを飲むぞ」と心に誓って（笑）、
浴室へ。
　浴室がまたバリバリに独身寮の共同浴場っぽい。そもそも入口から脱
衣室に入って正面ではなく左側に浴室がある、女湯も多分同じ構造なの
で、やたら横に長い銭湯、と言うことが出来そう。で、カランは左手か
ら正面にかけてＬ字型に配置されているのと、島カランが１列。島カラ
ンはシャワーなし。浴槽は右手に２槽。桶はノーマルにケロリン桶。
　こんな天井の低い、かつ広さもあまりない銭湯ですから、立派な壁画
というのは期待出来ませんでしたが、深い方の浴槽の湯かバブルはかな
り激しかったです（狭い方の背中バブルはややしょぼかった:-)）。
　湯上がりはお約束通りビン牛乳、メイトーでした、９０円。自転車で
来たから冬と入っても水分不足であっという間に飲み干す。それにして
も、ＴＶのニュースで、渋谷駅で金属バットを振り回して通行人７人に
怪我をさせた高校生を逮捕、ってニュースは現場があまりに近くなので
ビビリました（激苦笑）。更にまた、暴力描写で賛否両論の議論が盛り
上がる「バトル・ロワイヤル」封切のニュースもやってましたが、この
あと行ったクラブのすぐ目の前でビートたけし目撃してしまうし（主役
の先生役ですね）。:-) 普段は絵空事だと思っていたＴＶの中の出来事
と現実がリンクして、世紀末を実感しました（あともう１５日しかない
よ＞２０世紀）。

<2007.12.22(Sat)>

　今日はゆず湯の日、夜遊びの関係でさかえ湯（渋谷区東1-31-19）でゆず湯
だ。もう東横線は終電の時間帯のようで、走っている人も多い渋谷駅。繁華街
とは反対の方角なので渋谷と言っても人はいない、１０分ほど歩いてさかえ湯に
0:30頃到着。電車がなくなるような時間で風呂に入るために、深夜１時まで営業
の銭湯を選択、と言うのが秘策。ビル銭湯（？）だが、天井が低くていかにも労
働者向け銭湯。ちゃんと番台だ、もちろんスタンプラリーも忘れずに押してもら
う。結構混んでるなあ、浴室に５、６人、脱衣室も３、４人いた。浴室が正面で
はなく左手というのがユニーク。
　浴室に入ってからもカランは左手（５機）と奥（５機）と中央の島カラン
（縦、４機ずつ、シャワーなし）、そして右手が浴槽、と言うユニークなレイア
ウト。湯道具はオーソドックスにケロリン桶とＭ字型緑座椅子。風呂とは言って
もこのあとクラブで踊って汗かく予定なので身体洗いはほどほどに、目的はゆず
湯だ。浴槽は２槽、右手が浅湯（４４度くらい、背中バブル２人分）、左手が深
湯（４３度くらい、床バブル）、浴室入口に貼られている注意書きに深湯はうめ
ないで、とあるのに（実際、蛇口の取っ手がない）浅湯よりぬるい。外は寒いの
で、しばらく歩いても寒くないようゆず湯で暖まる。
　ここの銭湯のすばらしいところ、それは湯上りにバスタオルが１人１枚まで無
料で利用できるというところ。洗い立てなのかまだほかほかと暖かくて気持ちい
い。壁絵などがあるような銭湯ではないけれど、これはポイント高いです。湯上
りはメイトー牛乳１１０円を頂く。