千住五丁目・梅の湯（足立区千住５−５−１０）

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　九段下でコンサートの帰りに半蔵門線で北千住へ。2/28で閉店予定だと言う梅
の湯へ。北千住には駅南側にも梅の湯があるが、本日のターゲットは駅北側の梅
の湯。宿場町通り（商店街。実に味わい深い通りです、夜歩くとシャッターにペ
ンキ絵が）をひたすら西へ7〜8分。果たして、現れたのは実にひなび方がハンパ
なく味わい深い銭湯。オゾン温泉の看板カッコイイ！千鳥破風の寺社造り。のれ
んをくぐると正面に廃業告知の手書きの貼り紙。廃業理由はご主人が眼の病気で
続けられなくなったそう。
　中へ入ると番台の上は女将さん、湯銭とスタンプ帳を。内装ががまたひなびま
くっていてボロ銭マニアにはタマラン！高天井からは三枚羽根の吊り扇風機、右
側の畳敷の一角は荷物置き場に。
　浴室へ。湯道具は無地黄色桶とＭ字型緑座椅子。結構広々していて、島カラン
が２列。しかし、２列の島カランがお見合い式です。都内でこの古い造りを残し
ているとは！右側外壁側カランも鏡だけのシャワーなし。列辺りのカラン数は右
側外壁側から５・４・４・４・４・６。
　ペンキ絵はありません、代わりにチップタイル絵。女湯側カラン上にもチップ
タイル絵。天井を見上げると二段天井の中断にも窓があるのが珍しい。それにし
ても、壁に塗られた白ペンキがかなり剥げてるなあ。で、そう言う傷みがぼろ線
マニアにはたまらなかったりする訳ですが。:-)
　浴槽は２槽。左側は深湯、無設備、右側は浅湯、背中バブル二人分。どちらの
浴槽も41度弱のぬる湯はちょっと物足りない。
　湯上がりはBikkle、100円。番台は旦那さんに交替、眼の方は大丈夫でしょう
か。