関の湯（埼玉県上尾市仲町１−４−４）

神奈川（丹沢）登山ランで流した汗を埼玉で流すとは何か？:-)

　今日は埼玉県上尾市仲町1-4-4の関乃湯へ行ってきました。ワハハ、
明日最終営業だと言う鴻巣市本町1-5-12のしまの湯は本日お休みでし
た（自爆、火木土は定休日なのだった）。鴻巣駅からは３分くらいで
行けます、向いのグンゼ鴻巣工場の建物も大正モダンを感じさせるカッ
コイイ建物なので必見。明日再チャレンジ？おそらく無理（涙）。
　さて関乃湯、こちらも上尾駅からは５〜６分の近さ、と言っても道
に迷って１５分くらいかかりましたが。:-) 新築のマンションと歴史
を感じさせる民家が混在した面白い一帯にその銭湯はありました。控
えめな関乃湯の看板が可愛らしい。入口に回るとホーローの「男湯」
「女湯」の看板が（でも入口は１個所なんですけどね）。
　男湯入口を開けるとこじんまりした脱衣室の空間。番台の大女将に
入浴料を払いますが、３５０円は安いっすね、東京と隣接県で５０円
も格差があるってのはビックリ。脱衣籠があったので、荷物と貴重品
だけ横長ロッカーに突っ込み、衣服は脱衣籠へ。
　さて浴室、脱衣室にも多かったのですが、あちこちに注意書きがあ
りますね（特に脱衣室は半紙に墨汁で書かれてました）。「ロッカー
荒しに注意」が多かったですが、そんな事言ったら誰も乱れ籠使えな
いじゃない？（笑）浴室では「タイルを桶の底で叩かないで下さい」、
「湯の花（硫黄）を持ち込まないで下さい」、いずれもオリジナリティ
溢れる注意書きです（笑、そんな人がいる、と言うこと自体珍しい）。
湯道具ですが、桶はケロリン桶、座椅子は色が色々あります。島カラ
ンは１列、シャワーなしです。１列あたり４機、外壁側だけ３機で余
裕があります。オイラは外壁側に座りました。
　ここの銭湯で必見は壁絵、タイル絵なんですが、見事な（富山の？）
山脈と橋の風景。小型銭湯なので大きさこそ小さいですが、これは立
派です、迫力満点。浴槽は２槽、どちらもちょうどいい感じの湯温で
す（４３〜４４度）。ただ、小型銭湯なので浴槽が狭い、オイラは横
向きで入浴してました。:-)
　湯上りはコーシンコーヒー牛乳１２０円。上尾市はタウンページを
見る限りではこの銭湯１軒のみ。でも落ち着いたいい銭湯でした。横
長ロッカーの上にはものすごい数の置き道具、固定客が多いことを物
語っています。あとは経営者が元気であれば当分安泰でしょう。