箱根強羅温泉・さつき苑（神奈川県足柄下郡箱根町強羅１３００）

　今日は箱根強羅（ごうら）温泉・さつき苑（足柄下郡箱根町強羅1300）
へ行ってきました。今回はランではなく映画のロケ地巡り（笑、まぁ我
ながら色々な理由であちこち行ってますな、なかなか銭湯、温泉がメイ
ンの理由にはなりませんが:-)）。箱根湯本は一大温泉街、と言う感じで
すが、登山鉄道を上ってもあちこちに温泉が、やはり箱根はスゴイ。強
羅温泉はいちおう登山鉄道頂上の温泉ですが、ここまで来ると温泉街、
と言うほどではなく、数軒温泉宿があります、と言う程度。そんな訳で、
あ、ここなら日帰り入浴させてくれそうだ、とその場で飛込んだ旅館温
泉。
　駅前には観光客が沢山いましたが、この宿まで上ってくると（ケーブ
ルカーで２駅分ありますが、オイラ的には十分歩ける距離）人いません、
よって露天風呂温泉も貸切です（嬉）。入湯料は千円。箱根温泉初心者
なので、先ずは成分表を見ます。フムフム、単純硫黄泉ですか。そうい
や登山鉄道車内の説明で箱根って昔火山だったって言ってましたな。
　あぁ、静かで良い雰囲気の温泉だな、洗い場も清潔だし、何しろ３つ
の浴槽がそれぞれ落ち着きがあってよい。先ずは室内浴槽、ライオンの
焼物の湯の出口もさる事ながら、縁が桧ですね。寒い外に出る前にここ
で先ずちょっと暖まります。内装も基本的に木製で悪くないです。
　さて露天に出ると２槽。１槽は岩風呂、「折姫の湯」と名付けられて
ます。柵の外の緑の景色を眺めながらのんびりと。そしてもう１槽は樽
風呂。他に誰も入ってないので、入るとあふれた湯が音を立てて流れて
いきます。
　いずれも湯温は４０度前後。硫黄泉と言っても別に白濁してませんし、
独特の匂いもほんのかすかにするだけ。ここのウリは別に“温泉力”で
はなく箱根の中腹の静かな落ち着いた入浴を楽しむ場所、と言う感じで
大変気に入りました。パンフレットも頂いてきましたが、女中さんには
「今度は彼女を連れていらして下さい」と言われました（爆、そんな日
はいつ来るんじゃ？）。