栄大湯（葛飾区新小岩１−３３−９）

　今日は葛飾区新小岩1-33-9の栄大湯へ行ってきました。例によってアキバへ向
かう途中、帰りに寄る方がいいんだろうけど、遅くなったら困るしなー。と言う
ことで４時半頃到着、新小岩南口のアーケイドが長くて立派です。その途中で右
折して銭湯発見。番台とあるから伝統銭湯かと思いきや、立派なマンション銭湯。
でも屋号入りの暖簾がカッコいいぞ。立派なアーケードに対し、横道には座り込
んで酒を酌み交わすオヤジたちもいたりして、下町ならではのユルさもいい感じ。
　中に入ると確かに番台、女将さんに料金を払って中へ。マン銭なので天井は低
いですが、その雰囲気は伝統銭湯のもの。まぁまだ明るい時間ですから客層はほ
とんどお年寄り、でも人気のある銭湯みたいです。縁側と呼べるようなものはあ
りませんでしたが、勝手口が開いてます、涼しいので冷房入れてるのだと思うけ
ど、なぜか空いてる、案の定湯から出た後は締め切られていました。
　浴室へ。天井は低いのですが、幅は広く島カランが２列あります。ケロリン桶
と水色座椅子を持って島カランへ。
　さて浴槽、２槽式です。右手浅湯は中央に床バブル、そして右端にでんき風呂。
左手深湯は座風呂、と言うかショルダーマッサージ１人分です。湯の温度は結構
熱く４５度近くありそう。今日は比較的涼しかったですが、やはり暑くてだるい
時にこそ熱湯でシャキッとしたいものです。
　入浴者の中に足の悪いお年寄りがいたのですが、そのお知り合いが入って来た
ようで背中を流したりなどの互助精神。これもまた銭湯の近所付き合いならでは
のもの。
　湯上りはいつものビン飲料を、と思いながら、ヤクルトジョア１００円に目移
りしてしまった（苦笑）。外に出るとまだ明るい時間、ていうかまたこれからア
イドルイベント（爆）。

<2006.09.18(Mon/Hol)>
跡地フォトアルバム(2018/12/15撮影)
　昨日たっぷり温泉に浸かってきたので、今日は普通の銭湯に入ろう、というこ
とで、イベント会場（銀座）の周辺や帰りの電車の途中下車で既訪の銭湯をあた
っていたところ、なんと３軒も本日休業（銀座の２軒、金春湯と銀座湯は繁華街・
ビジネス街銭湯のため日曜、祝日が休みらしい。そして、ちょっと気に入ってた
新小岩浴場まで月曜休業（涙））。と言う訳で、ようやく４軒目の栄大湯でじめっ
とした気候が戻ってきた３連休の最後の汗を流せることに。
　既報なので気楽に入ります、お相撲さんも２人入ってました、いかにも先輩と
後輩って感じの様子、それにしても、やはりお相撲さんのはくパンツはでけえ、
普通の柄パンだけど、どう見ても特注サイズだな。彼らは生活で着る物の調達も
大変そうだな、だからいつも浴衣なのかな？
　で、脱衣室の鏡に貼り紙が。なんと、９月３０日に廃業すると言うではありま
せんか！昭和２７年開業、５４年の長きに渡ってのご愛顧ありがとうございまし
た、と言う趣旨のメッセージがワープロの文字で。ここは立派なビル銭だし、周
辺の飲屋街に集う労働者たちに人気のありそうな銭湯だと思ってましたが、残念
ながら終わるようです。浴室は島カラン２列ある結構大きめの銭湯だったんです
が。チップタイル絵もなかなかステキなのに。
　ただ、まだお客の間に廃業を惜しむような雰囲気はなく、いつも通りの営業、
という感じで粛々と時間は流れているようです。あと半月ありますので、時間の
ある方は是非どうぞ。