越の湯（埼玉県坂戸市日の出町１１−１６）

　小川和紙マラソンの帰りに東上線を坂戸駅で途中下車、駅から徒歩５分の越の
湯（坂戸市日の出町１１）へ。実は越の湯は３度目の正直、いつも早く来すぎて
開業時間まで待てないｗ　今回は到着時に煙突から煙も出ているし、入口に回る
とのれんが出ていた！ご飯を先にしようかとも思ったけど、マラソンの汗も早く
洗い流したかったし、入ることに。先ずは外観を携帯カメラでバシバシ。のれん
はオリジナルなんでしょうか、屋号は入ってなくて、仮名で「ゆ」が２つ書かれ
ている５房ののれん。いかにも地方銭湯らしい、小型の二段天井の建物。下駄箱
は鍵がありません。
　中へ、と言うか、男湯女湯の表示が小さいので思わず隙間から中を覗いて確認
ｗ　番台はなんとこちら側を向いています、しかも座ってる旦那さん、ブレザー
なんかお召しになっていて、珍しいな。埼玉県銭湯料金410円を払う。鍵付き
ロッカーが右手奥にあったようですが、常連の皆さんは脱衣籠をお使いなので、
僕も脱衣籠を利用。どうせ大荷物でロッカーにはきっと入りきらないだろうし。
ちょうど一番湯の時間なのでしょう、結構混んでいます、浴室内に３人、脱衣室
にも二人。おっ、久々の自分しか体重が見えない体重計だ。
　浴室へ。島カランは一列、右側片面のみ。湯道具のケロリン桶と水色／大理石
模様の山は、入口手前に余裕がないため、島カランの左側に積まれています。カ
ラン数は右側外壁側から６・５・６、外壁側カランにはシャワーなし、島カラン
はお見合い式（って、片面なので対面はしないだろうけど）。小振りながら東京
銭湯風に二段天井なのも珍しい、普通こういう地方銭湯は小さな正方形の高屋根
があるだけだけど。
　ペンキ絵がすごいです、なんと激しい痛み方！いちおう富士山がモチーフなの
は分かりますが、細部は一体何が描かれているのわら。これは佐怒賀さんか柴田
さんの絵だろうか、このあたりになるとさすがに判別出来ないけど、見覚えのあ
るタッチではあります。
　浴槽はひとつながり、湯温は45度くらい。少し熱めですが、寒い冬にはちょう
ど良い。
　湯上がりはコーシン牛乳のコーヒー牛乳110円、何が珍しいって、明治もコー
シンもみMEGMILKも、ブランドが選り取りみどりのお風呂ドリンクなんて初めて
です。番台は女将さんに交代してました。後からもお客は途切れることなく、な
かなかの人気銭湯のようです（平日は分からないけど）。
　で、湯上がりに近くの喫茶店で食事したけど、目の前の公園のクリスマス電飾
がすごかった、そこそこ寂れた商店街にしてはハデ、電飾って安いのかな？