昨日に引き続き、台東区銭湯めぐり。今日も竜泉の銭湯から、有馬湯へ。最近
この付近をずっと攻めていて、土地勘も分かってきた、昨日みたいな方向間違い
はしないぞ（笑）。行き方も昨日と同様、京成＆都電荒川線。日の出湯があれば
方向は間違っていない。
有馬湯はビル銭。しかしその落ち着いたたたずまいは歴史ありそう。
中へ。カウンターには元気で挨拶の気持ち良い旦那さん、湯銭とスタンプ帳
を。右側が男湯だな、左側の入口の女湯の表示がすりガラスで読みにくい。
脱衣室。清潔感溢れる部屋。２島ある島ロッカーに荷物と衣服を。天井は板張
り、テレビやラジオの音はなく、静か。
浴室へ。おっ、木桶じゃねーか、ウレシイねえ。座椅子は普及型の水色台形座
椅子。なかなか大型銭湯、島カランが２列あります、ただし右側外壁側はカラン
なしのでかいサッシ窓、開けたら庭があるぞ、岩を主体としたなかなか立派な庭
が脱衣室から続いています。
ここは面白いなあ、壁や天井が木製じゃなくコンクリートの打ちっぱなし、天
井はアーチ状。ビル銭湯では珍しくないかもしれないが、これだけ大型のコンク
リ製の銭湯は今まで見たことないぞ。残念ながら本当に打ちっぱなしで装飾は施
されていないし、しかも浴槽奥のペンキ絵もありません。
その代わり特筆すへがき装飾はタイル絵。まず本来ペンキ絵のある下に川上り
の鯉のタイル絵。水の流れの描写がダイナミックで素晴らしい。更に左側女湯壁
側（つまり唯一シャワーのあるカラン）の上には花鳥風月をモチーフとしたこち
ろもなかなかの大作。
浴槽２槽もまたシンプル。左側深湯、右側浅湯で、バブル設備は右側浅湯に背
中バブルが２人分あるのみ。湯温は43-44度といったところ。
湯上がり、待ち合いスペースでブリックパックの明治バナナオーレ100円。ビ
ン飲料がないのは残念だが、このシンプルな銭湯は飽きないだろう。
<2014/09/06(Sat) 17:56>
有馬銅羅魔を観た後だから有馬湯、と言う訳でもないんだが（笑）、浅草モス
クを見学後、吉原大門を通って日比谷線三ノ輪駅を目指す途中でひとっ風呂。吉
原が近いと言っても典型的な東京下町庶民の町。
外観は宮造りではないけど、かなりくすんで年期の入ったコンクリートの建物。
しかし中に入るとかなりモダン、そんなフロントの大女将に湯銭とスタンプ帳を。
脱衣室へ。素晴らしい庭だ、浴室横にまで続く、あと池に水が張ってあれば完
璧だが。かなりの大型銭湯、しかし冷房が効いてます。
浴室、湯道具に木桶！この触れ心地がたまりません！椅子はＭ字型緑色座椅子。
島カランは２列、島カランはシャワーなし。右側外壁側は先ほど述べた通り庭で
ガラス窓になってます。カラン数は左側女湯側から７・５・５・５・５。
残念ながらペンキ絵はありませんが、ここはタイル絵が素晴らしい。奥壁下の
鯉のタイル絵も立派だが、女湯側カラン上の花鳥風月のタイル絵が色鮮やかで素
晴らしい。
浴槽も右側浅湯に背中バブルがあるだけで基本無設備のシンプルさ。湯温は44
度くらい。ここは天井が二段式ではなくアーチ状なのか。
湯上がり、待ち合いスペースの冷蔵庫にはビン入り乳飲料はなしか。代わりに
無糖炭酸水130円をいただく。帰りは日比谷線三ノ輪駅へ。日の出湯の立派な寺社
造りの建物を見ると、こちらに入って置けば良かったかな、と迷う（笑）。