５年前の免許更新時には暇だから流山電鉄流山駅まで歩いたが、今回は流山セ
ントラルパーク駅からTXに乗る。と言ってもまっすぐ帰るつもりはなく、せっか
くだからTXでしか行けない銭湯めぐりをしてみよう。と言うことで六町が最寄り
の一の湯へ。TXがなかった頃は陸の孤島だったんだろうなあ（綾瀬からのバスが
ある様子）。六町からだと綾瀬川の堤防がハードル高いな。まあ一の湯のちょっ
と先に橋があるが、そこまでこの川は渡ることができない。六町と言う地名は取っ
てつけたような地名だが、花畑と言う地名は具体的に昔花畑だったんだろうなあ
と想像できて良い地名。もう少し北へ歩くと、埼玉県八潮市。へー、県境が陸続
きなんだ。住宅街の道が県境ってすごい。
おぉ、素晴らしい千鳥破風！懸魚もあります。開店前なので周辺を散歩して時
間潰し、綾瀬川からさらに横に花畑運河も流れてる、江戸時代なら交通の便の良
い場所かも。
フロントの女将さんに湯銭とスタンプ帳を。常連さんとのおしゃべり、豪快な
女将さんです。
脱衣室、改装して少し狭いですが、素晴らしい折り上げ格天井。男女中央正面
に銭湯広告とは斬新。体重計はHOKUTOW。おっ、浴室入口横に備え付けボディソー
プとシャンプーが。２組しかないけど、２組とも空いてるのでお借りします。
浴室へ。湯道具はケロリン桶（逆さに積んでる！）と黄色丸座椅子。島カラン
は２列ありますが、島カランはシャワーなしですね。入った時は一番湯のお客が
ちょうど上がる時間で空いてますが、少しすると再び混んできた。そうすると備
え付けボディソープ＆シャンプーも人気で、僕が借りていたのを借りに来る方も。
身体と頭を洗い終えたら、元の場所へ。
ペンキ絵は、やはりさすがに一部で剥げてますが、早川さん作品が残っていま
す。西伊豆のサイン。波しぶきがカッコイイ。
浴槽は２槽。右側浅湯は背中バブル２人分。左側深湯は床バブル。古い銭湯に
しては少しぬるめかな、どちらも41度くらい。一番左の密室はサウナかな（営業
してなさそうです）。
湯上がり、ビン入り乳飲料がなかったのでパス。隣に古くからの酒屋があるの
で、そこで買って飲めってことか。再び六町駅に戻り、帰途へ。
一の湯(足立区神明1-1-3)2020/05/05廃業前訪問 <> フォトアルバム
と言うことで、休日出勤の帰りに寄り道。つくばエクスプレス六町駅徒歩15分
の一の湯へ。日比谷線、つくばエクスプレスを乗り継ぐ。六町はこの銭湯のため
にしか降りたことのない駅。先ずは東へ、上を高速道路が走る綾瀬川を目指す、
後は川沿いに北上すれば、川岸反対側に一の湯の煙突が見える。ただでさえ人気
のない町、さらに外出自粛となれば、もはや町全体が廃墟。
一の湯到着。この辺りは広い道の交差点でちょっとだけ開けている。とはいえ、
人気はほとんどない。立派な千鳥破風の東京銭湯。
中に入っても廃業告知らしきものは見当たらず。フロントの女将さんに湯銭を。
今はスタンプお遍路はご法度。でも「銭湯と言えば足立」はもらっておく(笑)。
脱衣室、見上げれば見事な折り上げ格天井。普段と変わらず、人がいない訳で
もなく、込み合う訳でもなく。体重計はHOKUTOW のアナログ。脱衣室にも廃業告
知なし。ただ、それを匂わすものとして、月めくりカレンダーが4月で終わってる。
浴室へ。湯道具はケロリン桶(探さに積まれていて取りにくい)に黄色丸座椅子。
島カランは２列、ただし島カランはシャワーなし。カラン数は左側女湯側から4・
3・3・5・5・5。備え付けボディソープとシャンプーは脱衣室に用意されていて気
づかなかった。
ペンキ絵は早川さんの作品が残ってます。男女にまたがる富士山。サインには
西伊豆とあります。早川さんならではの波しぶき。それにしても、山頂付近がほ
んのり赤い。朝焼けだろうか。最近でこそ田中みずきさんが赤富士を広めたが、
早川さんの時代にはまだ珍しい作品だ。
浴槽は２槽。右側浅湯は背中バブル2人分、左側深湯は床バブル。その左にサウ
ナらしき部屋があるが、もう営業していない様子。
湯上がりのドリンクは今はやらないよね、と言うか、ビン入り乳飲料がなかっ
たから自動的にパス(笑)。帰りは静かな住宅街を通って六町駅へ戻る。20時を過
ぎたらもう飲食店はどこもやってない。コンビニでカップ麺を買って帰る。帰り
は南流山経由武蔵野線で。