監修 | 町田忍 |
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撮影 | 大沼ショージ |
内容 |
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発売日 | 4月下旬 予約受付中 (初版2000部のため、お早めの御予約をお勧めします) |
定価 | 7000円+税 |
装丁 | ハードカバー 160p 英文対訳付 |
お問い合わせ | ◆有限会社DANぼ 書籍編集部
田端 yorodu@icbiy-japan.co.jp 〒170-0005豊島区南大塚1−49−4−6A TEL 03-3941-6545 FAX03-3943-4226 |
<2002.05.19(Sun)> 5/18に届きました。すげー、の一言。まさに20世紀の銭湯の記録。 160ページの写真集。写真集としては破格のページ数では?表紙は お馴染み廿世紀浴場、裏表紙は墨田区大正湯、カバーの中もまたすごい (これは買った方のお楽しみ:-))。能書きは建築史の先生、藤森照信氏、 そして町田先生(写真がまたいい感じ)。序説として、銭湯の歴史と銭 湯用語辞典が英訳付きで。特に用語辞典はML常連のやり取りを理解す る上で重要(笑)。 こりゃ最高、と思ったのが銭湯スタイル、つまりどんなファッション で銭湯通いするか、というお手本。カッコイイ〜!江戸っ子だねぇ。ファッ ションと言うと若者の独占物だと思っていたところにカウンターパンチ! って感じですね。高校の友達に「早くジイサンになりたい」って言って たのがいましたが、こういうの見て、やっと分かったような気がします。 人生の年輪を積み重ねてきた人間ならではのカッコよさがにじみ出てま した。 さて、本章となる「廿世紀銭湯紀行」。東京・関東編、大阪・関西編、 東海・中部編、北海道・東北編、中国・四国・九州編、沖縄編、と全国 を網羅。東京編はさすがに有名銭湯ばかりなのでタカラ湯を除き全て個 人的に訪問経験ありだが、さすがに他の地方の銭湯は圧倒されますね。 つーか、全部町田先生1人で調査していると言うのはおそるべし。途中 のペンキ絵ギャラリー、タイル絵ギャラリー、ファサードギャラリー、 浴用品集も素晴らしい。そして幻影写真館、消えていった名湯を偲ぶこ とでこの写真集をしめています。銭湯文化よ永遠なれ。