鶴の湯（北区滝野川1-18-8）

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　秋葉原から京浜東北線で王子へ。今週も北区銭湯めぐり。いきなり京浜東北線
に事故があったとかで駅で数分間止まって困ったなあ、と思ったが、無事動き出
す。秋葉原から15分も電車に揺られれば王子、のんびりしたスピードの路面電車
が走り、ちょっと駅を離れればすぐに静かな住宅街。そんな静かな街並みに癒さ
れます、学生時代はこの付近で過ごしたけど、当時はこんな静かな街並みをあり
がたいなんて思わなかったな。
　で、鶴の湯もそんな住宅街のど真ん中、電光看板は明るいけど、銭湯全体とし
ては実に控えめなたたずまい。おっ、備え付けシャンプーとボディソープがある
のか。これは変わった下駄箱だな、K-1って見たことない。
　中へ。フロントの女将さんに湯銭とスタンプ帳を。
　脱衣室、ちょっと普通のロッカーより横幅が狭い。天井が高くて気持ち良い。
体重計は柴田計器。
　浴室へ。湯道具は無地黄色桶とゴールドの台形座椅子。島カランは２列、と言っ
ても実質は１列、右側外壁側と右側島カラン右側は浴槽でカランなし。カラン数
は左側女湯側から６・５・５・５。
　浴槽がたくさんあります。先ず一番左側が入浴剤使用の薬湯。マリンブルーの
入浴剤ですが無臭、ただ黒湯みたいなぬるぬる感があって心地好い。その隣から
は透明湯。真ん中は座風呂（寝風呂かもしれないｗ）２人分。右側は左端にちょっ
とだけ床バブルがありますが、基本無設備。広々と足を伸ばすための浴槽。そし
てその手前にジェットバスの設備が。更に手前に伸びるは水風呂、そろそろよく
暖まってからでないと水風呂が冷たい季節ですが、入ってしまえばちょうど入り
心地の好い温度。
　広くて天井も高い大きな銭湯、居心地は好いですが、装飾類がないのがちょっ
と残念。ペンキ絵のキャンバスは水色一色。
　湯上がり、あまり広くない待ち合いスペースで明治フルーツ牛乳130円。静かな
街によく溶け込んだ良い銭湯でした。帰りはもちろん滝野川１丁目駅から都電荒
川線に乗って帰途へ。