柳川湯（小樽市稲穂３−１６−１６）

　さて柳川湯（小樽市稲穂3-16-16）へ。小樽中央市場のすぐそば、洋風造りの
三角屋根がやはり異国情緒。牛乳石鹸の「ゆ」の膝まである暖簾をくぐり、北
国独特の二重扉を開けると真正面のカウンターに旦那さんが。一見さんと見て
色々アドバイスをいただきます、男の人は右側の下駄箱を使ってね、と。390円
なのは知ってますｗ。脱衣室は結構広いな、これでも番台から改造して狭くなっ
たような感じですが、島ロッカーがないせいでしょう。
　浴室へ。おぉ、浴槽が浴室中央にあるタイプだ！で、カランは三方の壁際に。
奥のカラン上には壁絵がありますが、残念ながらペンキ絵ではなくタイル絵。
でも富士山だったりします、美保の松原かな？カランは向うに押すタイプ、旭
川・菊水湯みたいに段差はなかったですが。おっと、ケロリン桶が関西サイズ
じゃないですか！更に右側外壁側と奥側のカランは湯と水の２つの蛇口ですが、
左側女湯側のカランは湯のみの１本カラン！壁絵が東京風、桶が関西風、カラ
ンが名古屋風、実に様々な銭湯文化圏が入り交じっているようです。ところで、
途中から湯の蛇口の温度が急激に上昇、かなり水で埋めないと使えない状況に
（と言うか、跳ね湯がヤケドしそうだ！）、そんな訳で蛇口１本カランに人気
が集まる（苦笑）。
　天井ですが、２段式です。湯気抜き窓は分かるのですが、屋根がガラス張り。
傾斜があるので雪が積もることはないのでしょうが、それでも冬場は雪の重み
で割れたりしないかとよそ者の私は心配に:-)
　浴槽は２槽と言えばいいのか？実質一続き。手前は床バブル（ミクロバイブ
ラ）、中央は背中バブル２人分（超音波）。これらはメッチャ浅いのでほぼ寝
風呂状態、なので奥の深湯で暖まります。４３度くらい。
　湯上り、ビン飲料がなかったためパス。さて今夜は更に札幌に戻ってもう１
軒だ！