金春湯（品川区大崎3-18-8）

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　金曜日は職場周辺銭湯めぐり。大崎駅の反対側の金春湯へ。さっきまであんな
に新築高層ビルだらけだったのに、駅反対側に出ると強烈な上り坂、その上には
下町住宅街。家の前が鉢植えだらけだったり、立正大学そばの神社には猫がいた
り、職場周辺の風景とは全く違う。そして、１週間が終わった癒しにはとても良
い風景。大崎は山手線の中でもこれまで最も縁遠かった駅、そこの周辺にこんな
下町が広がっているとは思いもよらなかった。と言うか、職場を一歩出れば下町
歩きができる東京って素晴らしい！
　さて金春湯は少しにぎやかな通りに面していて、銭湯自体も新築のマンション
銭湯。その通りを渡ればそこは戸越。
　麻布ののれんをくぐり中へ。カウンターの旦那さんに湯銭とスタンプ帳を。内
装は江戸湯屋風になってますね。特に待ち合いスペースが畳敷と言うのが嬉し
い。脱衣室入口なんかふすま風の造り。
　脱衣室はフローリング、でも清潔感がありますね。島ロッカーはなく、左手手
前側のロッカーへ荷物と衣服を。あら、浴室入口右手前に縦長ロッカーもあった
のか。床はフローリングでも内装はここも江戸家屋風。
　浴室へ。湯道具は赤い字で大きく「ゆ」と書かれた黄色桶と青緑色大型座椅
子。室内は左側に浴槽、右側にカランと言う構造。天井は緩やかな三角天井、で
もビル銭湯だから湯気抜きはなく、左側外壁に換気扇。カラン数は右手女湯側に
９機、中央島カラン右側に手前に４、奥に３、更に奥壁に２機。それにしても、
床が凸凹していて視覚障害者の方にも優しい銭湯。おっ、外人さんの入浴客がい
ますね。何気にインターナショナルな銭湯です。
　ニュー銭湯なのでペンキ絵はありません。しかし半月みたいな金属彫刻が良い
感じ。
　浴槽へ。一番手前（左側）が水風呂、冷たかった、18度くらい？真ん中浅湯、
手前（左側）に背中バブルとジェットバスが１人分ずつ。奥側（右側）は深湯、
弱めの床バブル。ここは湯がきれいだなあ、垢や濁りが全くなくて気持ち良い。
あ、あと、浴槽の床も小石タイルの凸凹で足の裏の感触が気持ち良い。設備が簡
易なようでいて、これはなかなか心地好い銭湯。湯温は浅湯が42度超、深湯が42
度弱。
　湯上がりは畳敷待ち合いスペースで明治コーヒー牛乳120円。22:40か、そろそ
ろ都営地下鉄浅草線の終電が気になる時間だ。と言いながら、戸越銀座通りに出
て戸越銀座温泉を見学。銭湯と言うより美術館みたいな建物。あら、金曜日はお
休みですか。更に空腹のためラーメン屋に入ってしまった、さっきテレビでやっ
てたが、メタボまっしぐらな金曜の夜（笑）。