女塚浴場(大田区西蒲田1−8−22)


<2007.11.23(Fri/Hol)>
 情報処理と簿記の試験がやっと終わり、3連休。これはがんばって銭湯めぐり
せねば。と言うことで、連休初日は先ず11/30廃業予定の女塚浴場(大田区西蒲
田1-8-22)へ。神保町でアイドルイベントのあと、三田線、浅草線、池上線を乗
継いで池上へ。案外長旅だったな、池上線の風景、中延在住時代をちょっと思い
出す風景。せっかく池上まできたので、つい本門寺を観光w。久松温泉(池上
3-31-16)は立派なビル銭湯、太陽泉(池上2-16-6)も呑川のそばに立つ何とも
威厳を感じる面構えの建物。本門寺は高台にあり、坂と階段を結構上ります、そ
こには立派な寺社建築。晩秋の快晴の日は参拝に絶好の天候。さて駅まで戻って
女塚浴場を目指す。土地勘ないなりにジグザグと。大盛り高校がひとつの目安、
そしてその裏には池上温泉(西蒲田2-1-7)、ここも現代的な建築ながら名湯の
噂をよく聞く、やはり大田区は銭湯王国ですねぇ。ここまで来れば女塚浴場もあ
とわずか、なんとか日が暮れる前に到着、小ぶりの破風作りに歴史を感じながら
携帯写真のシャッターを切ります。牛乳石鹸の暖簾をくぐると、玄関正面に廃業
のお知らせがなんと紙ではなくホーロー看板になっています!
 中に入ると若旦那さん(背が高くてモテそう)が番台わきに立ってます。お釣
りはいいんですが、スタンプを押すとなると朱肉を探しに番台に戻ります。結構
大きな銭湯,天井はもちろん格子状。脱衣室中央には島ロッカーの他に灰皿の置
かれたテーブルとソファも。
 浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。島カランは1列、シャワーな
し(両壁側カランにはシャワーあり)。列あたりカラン数は外壁側から・8・
8・9。奥行きがありますね。
 ペンキ絵は丸山師、富士山は女湯側、男湯側は高台から海を見下ろすと言う
ちょっと珍しい風景。女湯側カラン上には白鳥?アヒル?のチップタイル絵、1
6羽も描かれています。
 さて浴槽、右2つは透明湯、いずれも45度はある熱湯です。右側が深湯で床
バブル、中央が浅湯で背中バブル2人分。そして左が有数の濃さを誇る黒湯!し
かも熱湯だ!こちらも45度くらいありますが、バブルがない分こちらの方が入
りやすい。いずれにせよ、熱湯に慣れない人にはハードル高い銭湯ですw。
 湯上りは明治フルーツ牛乳110円。やはり千葉の人間に大田区の駅から遠い
銭湯はなかなかしんどかった、帰りの京浜東北線では始発で座れたので爆睡。J
R蒲田駅まで帰る途中、3ヶ月前に入った改正湯(西蒲田5-10-5)の前を通りま
したが本日は定休日(金曜)。