おきもと湯（足立区西新井本町4-29-24）

　勤務地の都合上、最近は南ばっかり開拓してるが（埼玉県に入ると去年だいぶ
進めたが）、たまには北も。相変わらず西新井周辺がたくさん残ってる、しかし
どれも駅から遠い店ばかり。覚悟を決めてチャレンジしないと進まない。浅草か
ら東武線で西新井大師前まで。そこから徒歩。
　2014/5/24に廃業したたちばな湯（西新井本町3-6-21）跡地は、周辺に新しい
住宅もあったが、たぶん駐車場。
　そしておきもと湯、近くに新しい団地がある。小振りながら宮造りっぽい建物
発見、ちょうど21時だ。煙突も目立ちますが、そばを高圧電線が走っていて（汗）。
入口前のベンチにも屋号が書かれています。
　中へ。番台の元気な旦那さんに湯銭を払い、お遍路スタンプを押してもらう。
落ち着くなあ。駅からも遠いし、ほぼ地元の人しかいない銭湯。天井も格天井で
はないものの高いし、島ロッカーには銭湯検定の教科書があったりする。体重計
はKeihokuの古いタイプ。庭も立派ですね、池はありませんが、あの大きな石を
運ぶのは大変だったのでは？あと、赤ちゃん用ベッドが男湯脱衣室にあるのは非
常に珍しい。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶と水色台形座椅子。他にもクリーム色の座椅子と
かあります。島カランは１列、カラン数は右側女湯側から７・６・６・３。おっ、
入口横に備え付けボディソープとシャンプーがある！
　ペンキ絵は丸山さんですねえ、いかにも丸山さんらしい穏やかな海に岩がアク
セントを付けてる風景、富士山は女湯側。サインは「潮岬」とあります。
　浴槽は３槽。右側深湯、深くなるところに段差があるのが親切ですね。床バブ
ル、少し熱めの43度くらい。左側浴槽は設備いろいろ。右側にはボタン式のジェッ
トヘルスバス。中央は背中バブルのついた座風呂。その隣、ボタン式の座風呂。
ボタンなしとどう違うのだ？！（笑）中央の座風呂は足が折り曲げられるよう深
くなっていますが、左側の座風呂は段差がない。その段差に脛を打って痛かった
(ToT)。
　さらに左側手前に独立した浴槽。入浴剤を使った薬湯。お茶のかすかな香り。
　湯上がりは明治フルーツ牛乳110円。さてこれから千葉県まで帰らないと（汗）。