一の湯（大田区西六郷１−１９−１１）

　アッ○ーナにはゴメンナサイして(^_^;)大田区の更に南端の西六郷の一の湯
（大田区西六郷1-19-11）へ。４月３０日で店仕舞いすると聞き、今日しかチャ
ンスがないので。飯田橋からの移動経路は悩んだ、結局、南北線に乗り、飯田橋
→白金高輪→三田→雑色、と言う経路。雑色と言えば昔MAXの四人が暮らして
た、と言うことで探検したなあ、ちょっとお散歩してみる。こういういかにも下
町商店街に来ると、つい買い食い魂がｗ、惣菜屋でコロッケを買い食い。戻って
も、焼鳥屋の匂いとか、メロンパンの専門店とか、買い食い魂をくすぐるお店が
多くてタイヘンです（笑）。第五相模湯（南六郷2-7-20）にも遭遇、すげー９時
開店だって！
　ＪＲ京浜東北線の踏切を渡り更に西へ。ようやく一の湯発見、背中が広い空き
地、なので年季の入ったシブイ建物の背中が丸見え。更に横から前に回ると、今
度はおびただしい量の花に圧倒されます。こりゃ一朝一夕で飾り付けできる量
じゃないです！それでいて立派な千鳥破風、見事です。ひととおり撮影し、入浴
前に夕食に入ったお店（喫茶四季）がまた良かった、こちらも緑に囲まれた可愛
らしい喫茶店、カレー風クラムチャウダーが美味しかったです。
　さて一の湯へ戻って。玄関の花に迎えられ、中へ。おっと、富士山スタンプ帳
を頂いておこう。あら、大田区は独自でスタンプラリーやってるようです＞ポス
ター　入口にちょっと小さいですが、活字で廃業告知。「都合により」とだけあ
り、理由は書いていません。
　脱衣室、カウンターの女将に湯銭とスタンプ帳を、って、いないぞｗ 10秒ほ
どして番台に登場。脱衣室も目を見張るほどではないにしろ、島ロッカーの上な
どに鉢植えの観葉植物が飾られています。で、明日で店仕舞いな訳ですから、行
き先の問題がある、と言う訳で「もらってください」の貼り紙も。天井は立派な
格天井。
　浴室へ。湯道具はケロリン桶と青緑色丸座椅子。島カランは１列、カラン数は
左側外壁側から７・６・６・６。島カランにはシャワーなし。
　ペンキ絵は中島さんかな、瀬戸内海風の海にヨット（14艘あったと思います）
や小さな島が浮かぶ構図はなんとなく丸山さんっぽくもあるのですが。その下に
珍しく昔の漫画チックな注意書。２つあります、「寒い日の入浴」と「地震が起
きた時の10ヵ条」、前者は分かるが後者は一体？（ちなみに浴槽左手には銭湯体
操の紙のポスターが貼ってあります）それにしても、なんとまあ昭和チックな漫
画でしょうか、これは是非とも残して欲しい一品。女湯側カラン上には熱帯魚が
モチーフのチップタイル絵。
　浴槽は２槽、右側は深湯で弱め床バブル。左側浅湯は中央付近に床バブル。ど
ちらも透明湯で42度くらい。今日の入浴剤には紫根の湯とありましたが。お客の
数は常時３〜４名、誰か知り合いに遭遇するかな？と思ってましたが、結局遭遇
はなし（でも湯上がり時に大胆にもペンキ絵撮影をお願いしてやらせてもらって
いる人がいました）。
　湯上がりはオロナミンC、100円。さすがにもうビン乳飲料はないみたいです。
帰りは有名なタイヤ公園を通って。暗闇で真っ黒なタイヤ製怪獣はマジコワイで
すよ（笑）。あっ、例のメロンパン屋さんがまだ開いてた！と言う訳でお土産に
１つ。