成宗湯(杉並区成田東5−3)


<Sat, 01 Apr 2000>
 今日は杉並区成田東5-3の成宗(なりむね)湯へ行ってきました。静かな
住宅地の真ん中、目の前に成宗公園と言う小さな公園があって、そこの桜が
満開、でもその公園には誰一人いなくて、ひっそりした公園での満開の桜に
しばし感動してました。
 成宗湯の方も、とても静かで落ち着いた銭湯。脱衣室の広告は少なめでスッ
キリしている感じ。天井は碁盤目状ではないが、木の板張り。
 さて浴室へ。まず桶が黄色ではなくクリーム色、もちろん広告はなし。な
んとなく家庭風呂っぽくてよい。カランの湯がまた熱い。普段なら3対1か
ら4対1くらいの割合でしか水カランでうめないのだが、ここの場合、2対
1から1対1くらいの割合でうめてやらないとヤケドしそうである。なので、
予想通り浴槽の湯も熱かった。特に深い浴槽の方は、じっと我慢の子、になっ
て初めて入れる熱さ。
 壁絵はドーンと富士山、と言う王道。しかも、その下にタイル絵まである。
タイル絵は女湯側カランの上にも。でも何が描かれているかまでは忘れた。
ちょっと残念なのは、サウナの設備があるにもかかわらず、故障らしく営業
していなかったこと。早く直してもらいたいものです。
 湯上がりはまろやかカルピス。カルピス系の飲み物って、湯上がりによく
合うと思うのだが、結構置いているところ少ないんだよなあ。ちょっと体調
がすぐれないこともあって、カウンター前の休憩室でまったりさせてもらい
ました。活気のある銭湯も好きだけど、こうして静かに和める銭湯も個人的
に大好き。再び成宗公園のひっそりとしかし華やかに咲いている桜を鑑賞し
てから帰路へ。