登喜和湯(大田区下丸子1−14−16)


<2004.09.27(Mon)>
 BGMは高木ブー/いい湯だな(「美女とYA!BOO」より)。

 今日は大田区下丸子1-14-16の登喜和湯へ行ってきました、10月10日
廃業予定と言う噂を聞きつけて。たまたま今日蒲田でDJする予定があっ
たので(笑、いろいろオイラも趣味があるよなあ、でも基本的に銭湯マニ
アって多趣味の人が行き着くところだと言う気がしますね:-))。もしかし
てオイラ、東急多摩川線に乗るの初めて?もちろん武蔵新田駅(最初“しん
でん”と読んでましたが“にった”だったんですね(冷汗))で降りるの
も初めて。素朴で控えめな商店街が良いなあ、多少寂れてても駅二つで蒲
田なわけだし。駅前から道が複雑、迷うと怖いのでなるべく明るい通りを
歩いて多摩堤通りまで出て、そのまま西へ。ありました登喜和湯、なかなか
立派な破風造り(千鳥とも唐とも違うんですが)。隣の松島食堂と言うの
がまたこの銭湯と相性が良さそう、時間がある方は湯上りにこちらで一杯、
と言うのが正しいコースかと^o^ 暖簾をくぐって入口正面に廃業告知の貼
り紙が。うーむ。

 中は改造カウンター形式、手前左手にあります。入浴料を払って男湯脱
衣室へ。やはり改装したタイプの銭湯なので、やや狭めです、浴室側から
の出っ張り(後述)もあるし。ただし庭が立派です、昨日の千住・千代の
湯に肩を並べる大きさ。鯉も立派なのが泳いでます。
 さて浴室、カランは島カランが2列、列あたり6機。女湯壁側だけは7
機あります。湯道具はケロリン桶とプラスチック座椅子、座椅子は通常よ
り一回り高いです。なぜか各カラン列一番手前だけがホースシャワーになっ
てます。カランの湯はぬるめ、あまり水を入れるとちょっと冷たいです。
 残念ながらペンキ絵はなく、幾何学模様の茶色い彫刻タイルです。でも
浴槽がよかったな、3槽あります。一番左手は円形浴槽、半ばジャグジー
の床バブルも豊富、さらに湯に回転流を付ける背中バブルもあり。湯温は
結構高めかな、43度前後。中央は王道の背中バブル一人分。右側は薬湯、
見た目透明ですが、漢方湯の香りがします。と言うわけでぬるめ、38〜
39度と言ったところ。
 ここはスチームサウナがあります、先ほど脱衣室に出っ張りがあると言っ
たのはこれ。まぁ大田区はドライサウナでも無料の所があるくらいですか
ら、当然スチームサウナは無料。時間があればここで長居をしたかったの
ですが、予定があるので1分ほどで出ました。
 湯上り、お風呂ドリンクはカウンター前の待合スペースで。りんごジュー
ス100円を頂きました。お風呂ドリンクも充実した使い勝手の良い銭湯、
銭湯王国・大田区ではこのレベルが普通ですが、他の区だったらやっぱり
レベル高い銭湯、廃業は残念です。