宮乃湯（千葉県木更津市富士見１丁目１３−１７）

フォトアルバム(2012/11/18撮影)
　今日は千葉県木更津市の宮乃湯へ行ってきました。例によって
暴走^H^H房総トレーニングの帰り。この辺りは海水浴地でもない
し、のんびり銭湯探し、と思いきや、この日はちょうど花火大会
が開催されるようで、駅前はまるで都心の歩行者天国のような大
変な賑わいになっていました（苦笑）。帰りの久留里線の浴衣の
女の子の多さと言ったら。疲れ切っていたので、若い女の子に囲
まれてもちっとも嬉しくなかったですが（苦笑、混雑がしんどかっ
ただけ）。

　千葉より先はいわゆる田舎なので、タウンページを見ても銭湯
は殆どないのですが（内房、外房沿線合わせて２０件なかったよ
うな（千葉市内を除く））、木更津駅周辺だけはちょっと徒歩で
行く距離ではないかな、と思われるのも含めて５件もあったりし
ます。その中でも宮乃湯は一番木更津駅に近い店（海側）。もう
１件少し離れたところに人参湯と言う銭湯があったのですが（名
前がユニークですからねー、こちらを先ず攻めたいと思いました）、
残念ながら本日はお休み。

　鯉の住んでいる矢那川の側にある宮乃湯は料金３８０円。比較
的新しい建物で殺風景な印象を受けます（広告類はなく、浴室に
は壁絵がありません）。しかし天井は高く、浴槽も充実していま
した。座風呂、電気風呂、バイブル風呂、とあって、特筆すべき
「草津温泉」。お湯は完全に白濁してクリーム色になっています。
匂いからして硫黄温泉ですかね。あと、サウナ用（３００円）の
水風呂がありましたが、これが自分にとってジャストな温度（２
２度くらい？）で、すごく気持ちよかったです。打たせ湯も良かっ
たな。

　木更津と言えば漁師の町、港へ行けば漁船が沢山泊っています。
と言うことで、客層も漁師が中心なのでしょう、皆さんたくまし
く日焼けしてます。そして、かなり高齢な方でさえ筋肉質な身体
をしており、そういうところにこの街の生活が見えてきます。特
に印象に残ったのは、入り口の下駄箱の隣に貸しロッカーがある
のですが、その中に渡辺とか津田とか個人名に混じって、日本丸、
五洋丸、と言った船舶の号名があったことでした。なんか感動し
ましたよー。そして、この感動が銭湯の魅力の一つなのだな、と
も再認識しました。あと、なぜか刺青のすごい人が２人もいまし
た。関西在住時代もさすが河内のヤクザ者！、と言う感じの刺青
な人を見掛けましたが、いやもう河内ヤクザとタメを張る素晴ら
しい刺青でした（ただし、そばで観察したわけではないので、何
の図柄だったかはよく分かりませんでしたが:-)）。しめはいちご
牛乳で。