三ノ輪橋・大勝湯（荒川区南千住１−１９−４）

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　三ノ輪橋の大勝湯（荒川区南千住1-19-4）へ。地下鉄日比谷線三ノ輪から入
る、都電荒川線三ノ輪橋周辺はいかにも東京で最後まで残っている路面電車始発
駅周辺らしい年期の入ったアーケード付き個人商店街が並ぶ。そして大勝湯もま
たこの商店街の一部（正面の八百屋がヌカ臭いｗ）。なんと言ってもこのマン
ション銭湯、朝10時半開店！（その代わり閉店も21時半と早め）大田区とか浅草
とか朝風呂のありそうなエリアから外れた三ノ輪にこんなユルイ銭湯があったな
んて！まだまだ勉強不足だなあ。数ヵ月前に閉店した正庭湯（東日暮里
1-30-4）、現在はレンタル収納スペースになっていました。
　中へ入る。左手カウンターの女将さんに湯銭とスタンプ帳２冊を。カウンター
上にも木彫りで屋号が入っている、立派だなあ。
　脱衣室、真ん中に低いテーブルと椅子、ロッカーは左右壁際に。広いと言う印
象はあまりないのだが、かなりの数のロッカー、大型銭湯だ。
　浴室へ。湯道具は黄色や水色や４色くらいの洗面器とやはり４色くらいの丸座
椅子。こちらも横幅が普通なので特別広い感じがしない（島カランは１列）が、
奥行きがある。カラン数は右側女湯側から８・１０・１０・１１。広いだけあっ
て４時と言う中途半端な時間にもかかわらず先客が７人くらいいる。
　壁絵はペンキ絵ではなくチップタイル絵で白馬の図、女湯までつながってます
ね。天井は真ん中が少し高い三角型なので換気扇で湯気抜きしてます。
　浴槽は３槽、右側から深湯（横向き座風呂２人分）、でんき風呂、人間洗濯
機。湯温はいずれも42度くらい。
　更に、本来ならボイラー室のありそうな奥にもまだ浴槽３個。まず右手前が水
風呂、25度くらいのぬるさでちょっと冷たいプールくらいの心地好さで何度も
入ってしまう。左手にはなんと草津温泉が２槽！白濁した浴槽、左は床バブル、
右は寝風呂（かなり浅い）。まだある、水風呂と壁を隔てて裏側に和倉温泉！塩
温泉で熱め。なんかこれで450円で良いんかい？と思わせるリッチな銭湯です。
　湯上がり、カウンターは旦那さんに交替。最初森永コーヒー牛乳をいただこう
と思いましたが、なんとビン入りペプシコーラと言う極めて珍しいものを発見し
たので、そちらをいただくことに（120円）。イヤ、これは星３つ分の素晴らし
い銭湯！帰りは都電荒川線と京成線を乗り継いで。

<2013/10/12(Sat)>
一葉泉（台東区竜泉3-17-11）廃業跡＋弁天湯（荒川区南千住1-23-11）第三桜湯（荒川区荒川1-21-3）廃業＋α
フォトアルバム

　9/30に廃業した三ノ輪の一葉泉へ。経堂から千代田線と日比谷線を乗り継い
で。この辺は大通りが日光街道、明治通り、国際通りとあってややこしい。国際
通りを下って左側の住宅街へ。日が暮れたら方角分かんないだろうな。とりあえ
ず一葉記念館を目指せばすぐ目の前。確かに9/30で廃業した旨の手書きの貼り
紙。立派な千鳥破風なんだがなあ。取り壊しは10/15から、つまりこの３連休が
あけたら取り壊しが始まるようです。一葉記念館も覗いてみたいけど、時間がな
い。
　と言うことで一葉泉には入浴できないので三ノ輪駅へ戻り更に都電荒川線方面
へ。三ノ輪の商店街アーケードを通り抜け、弁天湯を目指すが、ガーン、グルー
プホームに様変わりしてました。次の目標はどうしよう、と言うことで第三桜
湯。更にアッパーブローでリング際に追い込まれる。こちらもマンション建設予
定地の看板が(;_;) さすがにこれ以上未訪問銭湯開拓を追求すると今度は後のス
ケジュールに響く。そんな訳で、先ほど目の前を通った三ノ輪商店街の大勝湯に
入浴することに。古いマンション銭湯。
　フロントの女将さんに湯銭とスタンプ帳を。ロッカーキーを受け取る。脱衣室
への道、江戸女性ヌードのすりガラスなんて珍しいな。
　大型銭湯、部屋中央に障害物がないのがますます広く感じさせる。
　浴室、湯道具が大ざっぱ、座椅子も洗面器も色形サイズがバラバラ(^_^) 奥行
きが深い、島カランなんか９機あるぞ（右側女湯側は７機、左側外壁側は７＋４
機）。
　浴槽充実。先ず正面の浴槽は岩風呂。右手が半深湯、中央がぬる湯でんき風
呂。
　更に右手に奥へ誘う入口。すぐ目の前が水風呂、その奥に草津温泉、和倉温泉
の湯。
　湯上がり、飲み物は置いているみたいですが、待ち合いスペースがせまい。と
言うことでまっすぐ帰る、日比谷線三ノ輪駅へ。まだ今日の予定は終わらない。