稲荷町・松葉湯（台東区松が谷２−４−６）

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　今月末廃業と言う情報を聞き、稲荷町の松葉湯（台東区松が谷2-4-6）へ。マ
ンション銭湯であっさりとした面構え。３時開店と銭湯マップにはあるが、２時
半の到着時にはオリジナルのれんがかかってました。
　中へ。番台の大女将に湯銭とスタンプ帳を。脱衣室は浴室入口手前に小さな
テーブルと丸椅子があるだけで広々としています。脱衣籠が現役ですが、入った
時間には利用者なし。さすがに常連さんが使ってないのに一見のオイラは使いず
らい、外壁側ロッカーを使用。ロッカー上には上野銭湯お馴染みの名画座文字だ
け映画ポスター。浴室入口横に手書きの廃業告知、十二月三十一日まで、廃業理
由への言及はなし。
　浴室へ。湯道具は関西サイズの無地黄色桶と水色台形座椅子。島カランは１
列、カラン数は右側女湯側から６・５・５・５。先客は３人。
　ペンキ絵はありません、代わりに芦ノ湖から見た富士山の写真、これはこれで
珍しい。天井は青、緑、オレンジの３色のストライプに塗装されています、軽く
アーチ状。
　浴槽は１槽、右半分に床バブル、左側は浴槽内ランプの設備があるものの未使
用。湯温は45度近くあり、今日みたいな寒い日はありがたい。さすが浅草周辺銭
湯。
　湯上がりは明治コーヒー牛乳130円。番台から脱衣室対角線反対側にドリンク
冷蔵庫があるのって珍しい。後からのお客が脱衣籠を使っていました。次の目的
地へ移動。浅草駅の入口は時間の都合で観察できなかったが、稲荷町駅の入口も
なかなか風情があります。